2019.3.18
立教大学法学部進学!壽原慶祐くん(厚木高校)2019
〇今年度合格校
立教大学法学部合格!
村山)お、来たね!
立教大学合格おめでとう!
壽原くん)ありがとうございます。
なんとかひとつひっかかったという感じですね。
村山)なんとかというか、そもそも早稲田、明治、立教の法学部しか受けてないからねえ。よく受かったと思うよ。
◇今年の入試を振り返って
壽原くん)今はほっとしてます。明治落ちたときは浪人かなあと覚悟してたので。
村山)明治は自信あったの?
壽原くん)そうなんですよ。
明治が一番自信があって、立教はそれほど手応えはなかったんですよ。ただ源氏物語が出たので古文マンガが効いたのかなとは思ってます。
村山)そういえば古文マンガ熱心に読んでたよね。
壽原くん)あれは効きます。みんなもっと読んだ方がいいですね。
村山)OK、来年以降はもっと強くオススメしときます。
英語と世界史はどうたったの?
壽原くん)英語は全体的に「うーん」という感じだったんですが、世界史は全部手応えがありました。立教受かったのは現代文のおかげな気がします。
村山)なるほど。君は現代文が得意だったよね。
というかそもそも厚木高校なのになぜEDIT STUDYに来たんだっけ?
◇苦手の英語を克服する
壽原くん)いや、高校は進学校だったんですけど、英語が360人中350番台で致命的に苦手だったんですよ。高校入試のときから全然英語はできなくて、まずそこをなんとかしなきゃというのはありました。
村山)たしかに英語は苦手だったね。入塾したときのセンター型効果測定テストは200点中80点くらいだったよ(笑
壽原くん)そうなんすよ。。
本当に英語はダメで、そこをゼロからやってくれるというところと、あとは中学時代に通っていた個人塾の先生からオススメしてもらったので最初から信用はしてました。
村山)アディー学習院ね。
あそこの安藤先生とは町田校ができたときからお付き合いがあって色々とお世話になっています。ともあれ、それで入塾を決めたと。
壽原くん)はい。
高1から東進の映像授業を受けてて高2の途中からは増田塾に通っていたんですが、あまりにもサボってたので、web上で普段のテスト点数を親も見られてプレッシャーがかかるところ等、ちゃんと管理してくれそうなところも決め手でした。
村山)なるほど。
でもそのわりにはうちの塾でもサボってたよね?(笑
壽原くん)そうですね(笑
正直ちゃんと勉強を始めたのは夏ですね。それまではテストも落としまくってましたし、総復習テストでは下のクラスに落ちてしまいました。
村山)そうだったね。
心を入れ替えたきっかけは何だったの?
◇「このままではマズい」という危機感
壽原くん)そうですねえ。
クラスが落ちたくらいの頃から母親に相当ガミガミ言われるようになったんですよ。もう激怒でして。
村山)まあそうなるよね。
で、それがきっかけで切り替えたと?
壽原くん)いや、親には申し訳ないんですが、それは全く関係ありませんでした(笑
僕はあれこれ言われても次の日にはきれいさっぱり忘れるタイプでして、「めんどくさいなあ」と思いつつすべて受け流していました。
村山)そうなんだ(笑
じゃあ何がきいたの?
壽原くん)やっぱり下のクラスに落ちたことと、高校の友達の雰囲気が変わったことですね。「これはやんなきゃマズいぞ」と。なので、夏休みは英語と世界史の基礎知識をがっつり詰め込みました。あそこで頑張ったおかげで秋以降の勉強がスムーズになったと思います。
村山)そっか。
世界史は最初から得意だったみたいだけど、苦手の英語はどうやって克服したの?
壽原くん)英語に関しては、今までは単語と文法中心の勉強だったんですけど、夏に「読み込み」をちゃんとやって長文を読む練習を意識したことが大きかったと思います。おかげで「苦手」から「普通」くらいにはなりました。
村山)なるほど。
センター本番は少し失敗してたけど、演習だと180点前後取れるようになってたよね。
では、得意の現代文はどう勉強してたの?
壽原くん)現代文に関しては本当に昔から得意だったんですよね。幼稚園の頃から本を読むのは好きでしたし、小学校のときも国語だけは常にできてました。
村山)それはすばらしいね。
ただ他の人の参考にはならないかな(笑
壽原くん)はい、すみません(笑
でも今年のテーマは「英語から逃げない」だったので、それを達成して合格できたのは自分の中ではすごく嬉しいです。
村山)そうだね。
さすがに現代文だけで立教には合格できないので君の努力が報われたのだと思います。では、ちょっと特殊なルートで見事合格をつかみ取った壽原くんから受験生にアドバイスをもらえれば。
◇国語だけはできるという人へ
壽原くん)そうですね。
じゃあ進学校に通ってる方に向けて、でいいですか?
村山)あまり需要なさそうだけどお願いします。
壽原くん)はい(笑
夏に入ったくらいから周りが過去問過去問と言い出すんですが、そんなに焦る必要はないと思います。僕は12月くらいから過去問対策に入ったんですが、全部の学部に対してしっかり対策は取れましたし、やはりある程度学力を高めてからの方が効果的だとも思います。
村山)まあ君の場合は受験校を3つに絞っていたのも大きいね。
壽原くん)もうひとつは、やはり英語に対する意識ですね。英語は成績が上がるまでに時間がかかりますし配点も大きいので、年度開始時点から相当大変だということは覚悟しておくべきだと思います。あとは、僕のように国語が得意なタイプは英検などを取得して外部利用試験を狙っていくのも戦略としてアリだと感じました。
村山)そうだね。
資格系は対策が比較的シンプルなので、英語が苦手な人こそ英検2級辺りを狙って国語と社会で勝負するという手はあると思います。そういえばメンタル面は大丈夫だった?緊張したりとか。
壽原くん)メンタル面は最初から万全でしたね。
「なんとかなる」という謎の自信に満ち溢れていて緊張も全くしなかったです。
村山)それは強い。
じゃあ合格マインドはあまり関係なかったかな。
壽原くん)いや最初は「宗教かな?」と思って冷ややかに聞いていたんですが(笑、内容は科学的に根拠もあって参考になりました。興味深かったです。
村山)宗教はよく言われるんだけど、少しでも役に立ったのならよかった。
では最後に将来の展望を聞かせてもらえる?
◇法律を学んで争い事を制す
壽原くん)法学部のみの受験だったのもそうなんですが、やはり法曹関係、弁護士を目指して勉強していきたいと思っています。
村山)弁護士は知り合いにも何人かいるけど、仕事できる人は争い事が好きだよね。揉めることでテンションが上がる人たちという印象があります。
壽原くん)僕も争い事とか戦いは大好物なのでそこは向いていると思います。ロースクールは機能不全に見えるので、ダブルスクールで司法試験予備校に通いつつ、予備試験から司法試験を目指していくつもりです。
村山)具体的でいいね。
司法試験は現役で東大に受かるような勉強が超得意なタイプの人でもバンバン落ちるという恐ろしい試験なので、気合いを入れて臨んでください。
今日はありがとう!