2019.1.10
出願準備とタイミングのコツ
出願準備は時間に余裕をもって行いましょう
出願時に必要な手順は大きく4段階あります。
①願書取り寄せ
冬に入ってからの学力の伸び、また、センター試験の得点次第で、受験する大学が変わる可能性はおおいにあります。しかし、「受験する可能性がある大学の願書は、事前にすべて取り寄せておく」ということが直前にあわてずに済ませるためのセオリーです。受験したい、受験するかも、という気持ちがわずかでもあれば、早めにその大学の願書を取り寄せておくことが大切です。
最近ですとインターネットでの事前WEB登録なども、この準備に該当します。
②書類記入
指定された筆記用具で記入しましょう。また、書きまちがえたばあい場合には、焦らず指定の修正方法を確認してから直すようにしましょう。出身高校名は、高校コード表などに記載された正式名称を記入し、連絡先・電話番号などの記入漏れもないように細心の注意をはらいましょう。出願後に、受験学部・学科、入試方式、試験会場などを変更することも基本的にはできないので、確認しながら記入することが大切です。
③受験料の支払い
銀行・郵便局での支払い、銀行からの振り込み、コンビニでの支払い、クレジットカードでの支払い、オンライン決済など、さまざまありますが、大学指定の方法で支払い、領収書を大切に保管しましょう。
受験料の払い込みが確認できないと、必要書類が印刷できないという方式の大学も多いです。その場合、スピード面から考えて1番推奨できるのクレジットカード決済です。
④ 願書提出
出願書類は余裕をもって提出することが肝要です。入試要項を確認し、郵送での出願、WEBでの出願での締め切り日程の違いなど、よく注意して読みましょう。郵送の場合、締切日が当日必着か、消印有効かなどで締切日が変わってくるので、大学が指定しているルール通りに提出するようにしましょう。
早く準備をしても、早く出願すればいいわけではない!
余裕をもって準備をすると、出願も早めにしてしまいたくなります。
しかしそれが必ずしも良いとは限りません。
場合によっては出願締切日ギリギリまで待った方がいいこともあるのです。
それは「倍率予想」です。
多くの大学が、現在自大学のHPで「志願者速報」を日々更新しています。
それをチェックし、最も倍率が低いと予想される学部学科を選んで出願するのです。
「できることは全てやる」これが受験の鉄則です。