2018.12.17
■OBのDS生活回顧録■ ~2014卒シキマチくん③~
③夏
必修総復習のテストが終わり、夏の期間が始まります。夏ごろから本格的に自習室等を使って自習を始めていました。
その頃のEDIT STUDYの自習室は今ほど席数もなく、椅子が壊れていたり、机と机との仕切りが狭いなど色々と難ありでしたが、今思えば楽しかった思い出の一つです。今の生徒が少しうらやましいと感じます。
また同じ場所ばかりで自習していると飽きてしまうので、時々家から近い図書館で自習をすることもありました。いつもと違う場所で自習すると新鮮だったので、倦怠感や飽きが来ないので、近くにそういった施設があるならば、この際使ってみるといいかもしれません。
夏頃になるとクラスの人たちとも仲良くなり、昼には一緒に昼食を食べに外に出ていたこともありました。
その際の会話は、もちろん下らない話もしますが、昔では考えられないくらいに今は英語が読めるようになっただとか、日本史の文化史の量が多くて大変だと思ったなど、受験勉強のことも話し、切磋琢磨しお互いを鼓舞しているような関係でした。
特に印象に残っているのが、夕方になると数人で挙ってバッティングセンターに行った思い出です。ひたすら自習室にこもっているのではなく、外に出て少しでも体を動かしてリフレッシュすることも大事だと思います。
そう思うと高校や大学、地元の友達とは全く違う、この浪人期に得た、受験勉強の苦楽を共にした友人はかけがえない存在だと感じます。ある意味、同じクラスの友人がいたからこそ頑張れたのかもしれません。
自習を続けていると両親との関係も変わっていきました。
両親は何としても良い大学に進学してほしかったらしく、現役時代には大手塾に通わせるなど様々なバックアップをしてくれていましたが、一方で自分自身全くと言っていいほど勉強せず、それ故衝突することも少なくありませんでした。
そのような現役時代だったので、浪人期にEDIT STUDYに入り、習慣的に自習をするようになると関係も良好になり、両親の言葉がなにか自分の背中を押してくれているような感覚を持ちました。
また忘れてはいけないのが、両親のお陰で受験ができているということです。授業料や、入学試験の申し込みの料金は馬鹿になりません。そういった意識を持つことが大切だと気付くことができたのも、浪人生として努力したからだと感じます。