2018.10.18
◆所沢校◆ 既卒生Yくん&池田先生
池田)今日は既卒生Yくんへのインタビューです。
何だか最近元気なさそうだけど、悩んでいることある?
Yくん)先生、やりたいことが決まってないのに大学行く意味あるかな?勉強する意味あるかなって思い始めてしまったんですが、どうしたらいいですかね?
池田)よくある相談だね、自分的にはどうしたいの?
どんなタイミングでそんな風に考えてしまうようになったの?
Yくん)う~ん、日本史の授業が週2回になって、勉強が回らなくなってきて。辛いな~、こんな辛い思いして勉強する意味あるかな~って思ってからですかね。
池田)じゃあ辛いから大学受験するのが嫌になってきたということかな?
Yくん)そうですね、日本史覚えて、今後何の役に立つんだろうとか、考え始めると嫌になってしまいました。
池田)気持ちは凄く分かるし、受験生の時にそれに近いことを思ったことはあったよ。
そんな風に考えた時はいつも「将来の選択肢を狭めない手段は何か考える」ようにしてた。
Yくん)先生も大学でやりたいこととかなくて、受験勉強頑張っていたんですか?
池田)そうだよ、やりたいことが分からないから大学に行こうと思っていた。
やりたいことが決まっている人って、高校卒業の時点で「専門学校」とか「就職」とか、そっちの選択をする人も多い。もしくは「私は将来〇〇を実現するために、〇〇大学〇〇学部を志望していて、そのために高校では〇〇の活動をしていました!」みたいなテンションでAO入試を突破している気がする。
逆に一般入試組は「やりたいことが分からないからこそ、出来るだけ良い大学に行って、就職を含めた将来の選択肢を狭めない」ために必死に勉強する人が多いと思うんだよね。
受験生時代の自分はそうだったし、EDIT STUDYに通っている生徒の大半はそんなテンションで勉強していると思うよ。
Yくん)将来の選択肢を狭めないって、具体的には何ですか?
池田)少し先だけど将来の選択肢を狭めないのは、MARCH以上に進学して就職活動で不利にならない状況にしておくという意味が大きいかな。近年薄まってきてはいるけど、就職活動には学歴フィルターは存在する。
Yくん)学歴フィルターって何ですか?
池田)学歴によってエントリーシート(会社に提出する個人情報・学生時代の活動内容・所有資格などが分かる書類)の時点で面接など次のステージに進めずに切られてしまうことだよ。
Yくん)えっ、MARCHに進学してない時点で会ってもらえずに不採用になってしまうということですか?
池田)そうだね。
だから大学でやりたいこと、行きたい会社を見つけた時に学歴のせいで、いきなり不採用になる事態は避けたいと思わない?
やりたいことがないからこそ、「今」頑張って勉強して、MARCH以上に進学する意味はあるんだよ。
Yくん)凄い納得しました、でも何で学歴フィルターなんてあるんですか?
池田)大学受験、特に私大文系受験は地頭の良さというよりは努力量が大切だよね。
「学歴がある=受験勉強など一定の努力ができる人=頑張って働いてくれる可能性が高い」という視点で考えれば、効率的な採用が出来るでしょ。
しかも大手になればエントリーシートは何万って提出されるから、すべてをきちんと見ることは難しい。学歴フィルターを使えば効率的に採用活動を進めることが出来る。
ただすべての会社ではないし、学歴不問の会社もたくさんあるよ!
Yくん)よく分かりました。
「今」頑張って勉強して、MARCH以上に合格することが、大学より先の人生に繋がっていくんですね!
池田)自分もEDIT STUDYで働いているけど、中央大学に進学したから働けているよ。
ゼロからMARCHって言って先生がMARCHより低い大学だと生徒もついてきてくれないからね!
Yくん)確かに!なんか、勉強のモチベーションになりました!また質問させて下さい!
池田)モチベーションが下がったり、気持ちが折れそうになった時はいつでも相談して下さい!