2016.9.28
第2回インタビュー ~大学受験のモチベーション/既卒生Yくん~
第2回 大学受験のモチベーション
今回も「大学勉強へのモチベーション」についてのインタビューです。
今年度、塾生の中でも、朝から夜遅くまで長時間自習室にいるYくん(前回とは別の生徒)
そのモチベーションについて唐突に聞いてみました。
辻)「Yくんはいつも自習室に来ているけど、大学受験に対するそのモチベーションの源泉を教えて!」
Yくん)「悔しさですかね。現役の時は夏まで部活をやっていて、夏以降に本当にゼロの状態からスタートして、自分なりには必死に勉強したのですが、合格できず悔しい思いをしました。」
辻)「部活をやっている時は、塾・予備校も行けないし、ほとんど自習もできなかっただろうから、スタート地点に立った段階でかなり苦しいよね。周りよりスタートは遅れていただろうし、時間も限られているし。それで、今年は決めてやろう!という感じなんだね。日々の中に、何か動機づけになっているものはある?」
Yくん)「同じクラスの人に負けたくないという思いがモチベーションの一つですかね。他の人があてられて答えられない時に、代わりに僕があてられて答えられたらやっぱり嬉しいです。」
辻)「部活をやっていると、そういう『勝ち』『負け』みたいのは気になるし、自分の内から湧き出るモチベーションは前に向かっていく強い力になるよね。わかる気がする!」
Yくん)「他にも先生方から『私大文系は頑張った分、報われる』と聞いたのも、モチベーションの一つになっています。それなら頑張ってやってやろう、と思っています。そのためには、授業中によく言われる『一度やったら、間違えない』ことを意識するんですよね?」
辻)「その通り!模範解答が続きすぎていて、何も言うことなくなってしまったよ。プレッシャーをかけるわけじゃないけど、それだけ量もやっているのだから、まずは模試で結果を出したいね!」
Yくん)「模試は結構緊張しちゃうんですよ。頭真っ白になってしまって、英語を読んでいても全然入ってこなくて、最初の模試は適当にマークしました。後から解いたら結構できたんですけど・・・本番もこうなってしまわないか、ちゃんと力を出し切れるかが不安です。」
辻)「たしかにね。真面目にやっている分、緊張するかも。その緊張を克服するには、解く問題のレベルを凌駕する学力を身に付けるぞ!くらいの勢いで勉強をしていく、場数を踏むのが良いと思うよ。あるいは、自分に効く緊張しないおまじないみたいなものを見つけるとか・・・。結構緊張するタイプなのかな??部活の試合はどうやって乗り切っていたの?」
Yくん)「部活の試合は不思議と緊張しなかったんですよね。なぜかは、よくわからないんですけど。」
辻)「そうか~。試合は体を動かしているからリラックスしてくる、というのもあるんだろうけど、それは不思議だね。勉強と場数の積み重ねで克服できるように頑張っていこうね!そういえば、最近は体動かしてないの?」
Yくん)「たまに体を動かしたいな、っていうことはあります。最近はあまり運動出来ていないですけど。運動するとすっきりします!」
辻)「そうだよね!受験に必要とされる体力をつけるためにも、運動は良いと思うよ。勉強の効率が上がるように、スケジュールに運動する時間を組み入れていけるといいね。この調子で頑張っていこう!」
- あとがき-
以前、何かを「やりきった」のは大学受験が初めてだ、という塾生もいました。4月から厳しい10ヵ月だと思いますので、やりきることは大変です。
部活や行事、趣味など何でも良いので、「やりきった」ことのある経験(=成功体験)を持っている生徒は、人一倍継続力と馬力があると感じます。今回、インタビューしたYくんもその継続力と馬力を活かして、ここからさらに加速していってほしいと思います!
9月ももう終わりです。
「もう○ヶ月しかない」、「あと○ヶ月ある」捉え方次第ですが、平等に与えれた時間を有効活用することが大切です。
次回、現役生のインタビューをお送りします!!
(現役生にインタビューしたいと思っています!)