こんにちは。今回のコラムでは本当に「浪人はダメ」なのか?に関してお話ししていきたいと思います。まずは現状の大学受験が浪人するほど、再度なんかして生きている実情から簡単に見ていきましょう。

 

◇大学受験の実情

 

全体的な外部要因として以下表のように「私学助成不交付基準を厳格化したこと」が大きく影響しており、大学受験特に私立大学の受験が軟化していると言えます。

 

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簡単に言うと、国が定めた定員の基準値より入学者数を多く取ったら「国からの助成金がゼロになる」というルールです。その定員の基準値が8,000人以上の大規模大学だと前年の1.2倍以上から1.17倍に下がったため全体的に合格者数を減らして、入学者数を基準値以上にならないよう調整するというイメージです。

 

 

GMARCHの下にあると言われている成成獨國武(成蹊・成城・獨協・國學院・武蔵)もセンター利用のボーダーは85%以上にまで上がり、國學院に関しては90%以上の生徒も繰り上げ合格候補となっているケースも見られます。

 

 

◇浪人することのメリット

 

 

ではこうした私大受験難化の外的要因を背景に浪人してまで逆転合格するメリットはなんでしょう?ひとつ目に挙げられるのが「将来の可能性を拡げる」だと思います。例えば下の表を見てください。

 

※大学毎の平均年収(私大のみ抜粋)

 

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もちろん世の中お金だけじゃないと思いますが、将来の自身のやりたいことを拡げるために資金や大手企業での人脈はかなり有効です。つまり受験生の勉強時間にはそれだけの価値がある可能性があるということです。受験勉強は頑張れば結果を伴うから必然的に上位大学には頑張れる人間の比率が高くなる傾向にあります。その結果例えば弊塾に前職が生涯年収ランキング2位のキーエンス(7億3683万:全体の平均は2億3683万)だった者が在籍しておりますが、採用に学歴が関係ないキーエンスの同期がすべてMARCH以上だったということに学歴の重要性や浪人する価値が集約されている気がします。

 

 

ただ一方で、浪人を選択してもまったく勉強せず、成績も微動だにせず、むしろ現役時よりも落ち、翌年も同じ大学に不合格になる浪人生が無数に存在していることを考慮すると、逆転合格できないリスクもそれなりに大きいです。

 

 

◇浪人する際に気を付けるべきこと

 

 

将来の可能性を拡げるとは言え浪人をする上でその「環境選び」は非常に重要です。大手予備校などは「勉強するかどうかは生徒次第」というスタンスなので、授業に欠席しても特に何も言われないし、近くでモチベートしてくれる存在はあまりいません。その結果、浪人して成績が上がるのは多く見積もって1/3程度と言われたりします。

 

 

大手予備校で上手くいく生徒は、人の3倍やる気があって1日10時間勉強する習慣がある人です。そんなことができる生徒はその時点で相当学力が高いはずなので、その意味でも大手予備校はそもそも優秀な生徒が行くべき場所ということになります。できない生徒が大手に行く理由はおそらく「大手に所属している安心感」のみになるでしょう。こうした安易な塾・予備校選びは非常に危険です。だからこそ自身に最適な環境を選ぶためにも大学受験塾・予備校の「ホントに正しい選び方」は非常に重要になります。そういった前提を踏まえた上で浪人をして将来の可能性を拡げるチャレンジを考えましょう。

 

 

特設コラム

2浪が語る本当に「浪人はダメ」なのか?【前編】

2浪が語る本当に「浪人はダメ」なのか?【後編】

大学受験塾・予備校「ホントに正しい」選び方

 

浪人生合格インタビュー

喜多村卓くん
1浪:(増田塾)成城大学経済学部【不合格】
2浪:(DIET STUDY)早稲田大学教育学部【合格】
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M・Uくん
現役:(代々木ゼミナール)専修大学経済学部【不合格】
1浪:(DIET STUDY)早稲田大学社会科学部【合格】
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大嶋隆一くん
現役:(高専中退)大検取得
1浪:(DIET STUDY)上智大学経営学部【合格】
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H・Hくん
現役:(東進)亜細亜大学経営学部【不合格】
1浪:(DIET STUDY)中央大学経済学部【合格】
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Y・Iさん
現役:(DIET STUDY)専修大学ネットワーク学部【不合格】
1浪:(DIET STUDY)明治大学商学部【合格】
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