よくある質問
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英検・外部試験の活用
英検・外部試験の活用にまつわる質問集になります。
- Q Q. 英検 2 級に向けてリスニングの過去問を解いてみたところ 3 問しか合ってませんでした。センスな いからやめた方がいいですかね?
- A A. やめる必要はまったくないです。どころか、そこまで極端にできないのであれば伸びしろしかありません。原因はズバリ「英文と音が一致していないこと」です。まずは①できなかったリスニング問題のスクリプト英文を読んでみてください。英文自体は簡単なので特に苦もなく読めると思います。読んで内容を理解したら、今度は②読み込みと同じ要領で音源を聞きながら 2-3 回スクリプトを読んでみましょう。その後に、③できるだけ音源に近い発音を心がけつつスクリプト英文を 2-3 回音読してみてください。最後に、④もう一度同じリスニング問題を解き直してみてください。手間はかかりますが、おそらく劇的に改善すると思います!
- Q Q. 英検 SCBT 受験は複数受験をオススメされていましたが、7月の SCBT 型の申込は始まりました か? また、オススメの日にちはありますか?
- A A. 5/8 から申し込みが始まりました!
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/
第一回の従来型をすでに申し込んでいる方は 7/6(日)or 7/13(日)が2次面接の日に当たりますので、そこは避けるようにしましょう。オススメは「7/19(土)、7/20(日)、 7/26(土)、7/27(日)」あたりですが、検定期間の最終月は受検者が集中しやすいので早めにお申し込みをお願いします。昨年度の生徒でも複数回受けるとスコアが高くなるケースがほとんどでしたので、できるかぎり複数回受験しましょう。ただ個別に状況が異なると思うので、詳しくは SS に相談してください!
- Q Q. 英検準 1 級のリスニング難易度が 2 級と違いすぎて、ただ過去問を聞くだけではできるようになら ない感覚があります。自分のリスニング力と試験の難易度に乖離が大きくあるときは、段階的に高めて いく方法が良いのでしょうか? なにか効果的なトレーニング方法があれば教えてください。
- A A. おそらく理由は 2 点で、①単語と音の認識のズレ ②音源の速度慣れがあるのだと思います。読み
込みは毎日していると思いますが、このように設定にしてみてください。
・単語と音の認識のズレを改善する方法
① 読み込みを行う前に頭の中で発音を確認しながら読んでみる。
② 実際に音源を聞いてみて、「自分が思っていた発音」と「音源」に乖離がないか確認する。予想と違
った発音の単語は電子辞書なども使ってチェックしておく。
・音源の速度慣れ
① 読み込みの音源速度を natural 以上(自身が英検準 1 級と同じ速度だと思う速度)に設定する。
② 何も見ずにその速度の音源を聴きながら文章を頭に思い浮かべることができるか、加えて、同時に
意味がわかるか確認する。
③ ②ができなかった場合、改めて natural 以上の音源速度に合わせて速読英単語を読み、理解できな
かった場所を確認する。
ひとまず、この 2 つの方法で取り組んでみてください!
- Q Q. 英検のリスニングが全然得点できずに困っています。どうすればいいでしょうか?
- A A. リスニングは対策が難しい分野ですよね。リスニングができるようになるには、
① 英語の処理能力を上げる(読解スピードを上げる)
② 英単語の音を知る
この 2 点を意識して勉強していく必要があります。リスニングはリーディングと違って返り読みができませんから、英語を素早く処理する(理解する)力がないと、途中で置いていかれてしまいます。また、英単語 1 つ 1 つの正しい発音を知っておくことも大切です。たとえば日本語としても使われる「ジャンル」(genre)という単語の発音は「ジャン(ノ)ㇻ」といった感じで、日本語の音とは異なっています。このため、「じゃのらってなんだろ?」と考えている間に置いていかれてしまったりします。まずは上記 2 点を意識しながら、集中して読み込
みを行ってみてください。時間に余裕がある場合は英検の過去問を解き、スクリプトと音声を比較しな
がら、自分が聞き取れない音はどんな単語なのか、特定してみてください。
- Q Q. 自分は英検は無理だと思うので受けなくてもいいですか?
- A A. 英検を頑張るとどんないいことがあるのか?いったん獲得型思考でメリットをあげてみましょう。
・2級のボーダーCSEスコア1980=東洋大学80%換算(2150で90%換算)
・CSEスコアで日東駒専が確保できれば過去問対策と受験日程を削減でき、受験戦略が立てやすい
・CSEスコア2300=立教大学で約85%換算
・共通テストは一発勝負だが、英検は何度もチャレンジできる
2025 年現在、大学受験対策としての英検はデメリットがほぼありません(受検にお金がかかることく
らいです)。授業内の英検対策も利用して積極的にハイスコアを狙っていきましょう。
- Q Q. 英語のライティングについて日本語で内容を考えるときに、難しい言葉で考えてしまって英語にで きないことがあります。その結果、書くのに時間がかかってしまうのですが、なにかいいトレーニング 方法はありますか?
- A A. 「表現したいことを表す日本語文をいくつも考えてみること」が大切です。たとえば、「彼はテストにおいて全くスキがない」という日本語を英語で書き換えることができるでしょうか。ここで英語にできないからといって落ち込む必要はありません。「彼はテストにおいて全くスキがない」を簡単な日本語に言い換えることで英語にできる確率が高まります。たとえば、「彼はすべてのテストに合格した」「テストは彼にとって簡単だ」などのように言い換えることができますね。そうすると、He passed all the exams. と言えますし、Exams are very easy for him.とも言えます。ライティングの練習の際、「日本語は思いついたけど、英語にできないな」と思ったら頭の中でその日本語を簡単に言い換える練習をしてみてください。英語を流暢に扱える人は、この日本語を簡単にする発想が身についています。ぜひ実践してみてくださいね!
- Q Q. 英作文のコツを教えてほしいです。
- A A. 大学受験の英作文は別名"英借文"と言われていて、事前準備としてまずは型を覚えます。型を覚えたら実際に問題演習に入るわけですが、コツとしてなるべく難しい構文を使わず中学レベルの平易な英語で表現することを意識してみてください。そのうえで、三単現の"s"や時制などの初歩的な文法ミスに注意し、加点を狙うというより減点を避けるイメージで書いてみると点数が安定します。
- Q Q. 英検を受けた方がいいタイミングってありますか?
- A A. この期間はタイミングは気にせず申し込んでしまいましょう。4 月から続けている読み込みやボキャブラリービルディングの成果がすでに徐々に表れてきています。英検 S-CBT は各検定期間(4 月~7月・8 月~11 月・12 月~3 月)に同じ級を 3 回まで受験可能です。6 月中に 1 回、7 月中に 2 回、さらにスコアを伸ばしていきたい場合は 8 月~11 月に 3 回受験するという形が王道です。
- Q Q. 英検をぜひ取りたいと思っているのですが、リスニングが非常に苦手です。良い勉強法はあります か?
- A A. 毎日リスニングの問題に取り組む時間を設けましょう! これはリスニングに限った話ではありませんが、英語学習で最も重要なことは毎日英文に触れることです。取り組む流れとしては、「①問題を解く→②聞き取れなかった部分をスクリプトを見ながら聞く→③スクリプト無しで聞き取れるまで繰り返し聞く」です。特に英検のリスニングは問題傾向が明確であり、継続して取り組むことで必ず結果が付いてきます。
- Q Q. 英検などやるべきことが他にあると、塾の勉強が後回しになってしまって両立が難しいです
- A A. やるべきことが増えると優先順位を付けたりするのも難しくなってきますよね。ちなみに学習計画は毎日立てていますか? やるべきことやその日の目標などを可視化することで、頭の中が整理されて取り組みやすくなります。漠然と「やらないといけないことがたくさんある」と思っていると、どうしても焦ってしまったり何をどこまでやればいいのかわからなくなってしまう人が多いです。
- Q Q. 英検の受験費用が高くて受験を渋っています。
- A A. たしかに約1万円の受験費用は安くありません。ただ、長い目で見れば節約にもつながります。たとえば英検ナシで受験に挑む場合、当日本番一発勝負の英語を信頼しすぎるのはリスクが高いため複数の大学・日程に出願する戦略が一般的です。ワンランク下の大学に滑り止めに出願することもあります。私立一般受験の検定料は 3~3.5 万円前後に設定されているため、+αで 3 つ大学・学部を併願しただけで 10 万円近く費用がかかります。一方、英検(S-CBT)に2度目のチャレンジで合格できた場合の費用は約2万円です。仮に英検 2 級以上を取得できた場合、たとえば東洋大学では英語の点数 80%以上が保証されます。すると、出願数を減らせますし、何より第一志望群に割ける時間が増えるため志望校合格可能性が高まります。
- Q Q. 英検 L で集中力が切れたり、少し油断したりして音声についていけなくなるときがあります。どん な風に対策というか対応すればいいですか?
- A A. こちら対策は2パターンに分かれます。
① とりあえず合格狙いパターン
一度聞き逃したときに、どんな思考になっていますか? おそらく、「さっきなんて言っていたんだろう?」と考えているのかなと思います。この思考が流れているときもどんどんリスニングが進んでいくので、一度聞き逃したものは考えず、すぐ次流れてくる音声に集中してみてください。
② ハイスコアを取りに行くパターン
日々の読み込みに加えて、音声だけを聴く時間を作ってみてください。その際、音声を聴きながら一言一句逃さず英文が頭に浮かび、同時に意味も理解できているか厳しめに確認してください。理解ができていなければ、止めてスクリプトを確認してみてください。集中力が切れてしまう理由は、音声英語の理解に脳のリソースを使い過ぎて疲労している可能性が高いです。
- Q Q. 次のターム(8-11 月)で英検を受けたいんですけど、いつ受けるのがいいですか?
- A A. 10 月~11 月頃にまとめて受検することをお勧めします。夏休みに集中して英語の基礎を固めることができるからです。具体的にはパス単、余裕があれば UG 暗記を通して英語知識の定着を図っていきます。その知識が定着して来るのが 10 月頃になりますので、そのあたりで受験するとハイスコアを狙いやすいです。英検スコアだけを考えると 11 月の方がいいですが、その時期になると過去問対策も本格化してきますので、バランスを考慮すると 10 月頃から受け始めるのがいいと思います。ただし、今まで一回も英検を受けたことがないという方は一度早めに受検しておきましょう。
- Q Q. 5 月に受けた英検 2 級の結果が不合格で落ち込んでしまっています。
- A A. 不合格の文字を見ると誰でも落ち込んでしまいますよね。一方で視点を変えて、英検に向けてどのくらいの勉強時間を確保したか、どれほど対策をしたのかを客観的に見てみるとどうでしょうか? 今回結果が出た英検は、受験勉強を本格的に取り組み始めてから 1 か月弱ほどしかたっておらず、英語の基礎固めは全体の半分も終わっていない状況です。また、英検対策も本格的に始めていない状況であれば、そう簡単に合格できないこともありますので安心して下さい。夏休みの英語の基礎固めを経て10-11月で英検のスコアはピークを作ればOKです。
- Q Q. 英検対策でリスニングの過去問を何度も解いていると、答えを覚えてしまってあまり意味がないよ うに感じてしまいます。
- A A. 同じ問題の音源を 2 度 3 度聞いたら答えは覚えてしまうかもしれませんね。おすすめの勉強法としては、一度普通に解いてみて、次にスクリプトを見ながらもう一度聞いてみる方法です。そうするとスクリプトを見ればわからない英文はほとんどないことに気がつくと思います。つまり、「音と単語が一致していないところ」があって、そこが自分のリスニングの弱点になっていることがわかります。試験形式への慣れと弱点把握ができれば OK です。なお、最初に聞いた時点でまったく意味がわからない場合は、上の作業の前に「スクリプトを見ながら聞いてみる」を入れてみるとスムーズになります。
- Q Q. 英検のリーディング問題を初めて解いてみたら半分ちょっとでした。他の人の点数が聞こえたんで すけど、なんで同じ勉強をしているのに僕よりだいぶ上の点数なんですか?
- A A. なぜ現時点で点数の差があるかという質問に対して、一言で答えれば「これまでの積み重ねの差があるから」ということになります。日本の学生は中学・高校で少なくとも 6 年間は英語を学びます。同じ「俺/私は全然勉強してないよ!」という言葉でも、それはあくまで主観の話であって、6 年間もあれば客観的な勉強量は多い人から少ない人まで相当なグラデーションがあります。なので、現時点では同じ勉強をしていても結果に差が出ます。他の人との差が気になって仕方ない人にとって大切な考え方が 2 点ありまして、ひとつは他人ではなく過去の自分と比べること、もうひとつは来年 2 月の志望校の入試で合格点を取ればいいと考えること。成長思考でいきましょう。
- Q Q. 英検リーディングの長文問題で、2 択までは絞れて、そこからずっと悩んでしまうことが多くある のですが、どうすればいいですか?
- A A. 微妙なニュアンスで選択肢が作られている場合はすごく迷う上に時間も削られてしまいますよね。そのため、2 択で迷ってしまったら、その問題は一度「飛ばす」ようにしましょう。確実に取れる問題で点数が取れないのはもったいないので、迷った問題は飛ばして、解ける問題に時間を割けるようにしましょう。過去問を解く際にも、正答率ももちろん大事ですが、どこに時間をかければより正答率が上がったかの観点でも復習をしてみてください。
- Q Q. 英検のリスニングのときに英語のスピードに置いていかれて全文聞き取れません。
- A A. リスニングは全文を聞き取る必要はなく、解答するのに必要な単語を集中して聞き取るようにしましょう。過去問演習を通して音源に合わせてスクリプトを読み、問題に慣れてテクニックを使って取れるところを得点していくイメージで進めていきましょう!
- Q Q. どの大学が英検を利用して受験することができるのか全然把握できていないのですがまだ大丈夫で しょうか。
- A A. 入試制度はどんどん複雑になっているので調べるのも難しいです。志望校について本格的に話を進めていくのは 11 月くらいからになりますので、現時点での第 1 志望~第 3 志望くらいまでの大学を少し調べておく程度で大丈夫です。11 月ごろから入試要項が順次公開されるのでそこから調べる形でも大丈夫です。英検 2 級以上を持っておくと出願の幅が広がることは間違いないです。
- Q Q. 最終的に 10 月ごろの英検で英検準1級に絶対合格したいです。厳しいアドバイスでも大丈夫です ので、やった方が良いことを教えてください。
- A A. 立教など英検ハイスコアがほぼ必須とされる大学を受験する人へのアドバイスとなりますが、「速読英単語の音読を毎日1時間」を強く推奨します。他にもやってほしいことはありますが、他の教科との勉強時間の兼ね合いを考えると、現実的に音読1時間が理想です。どのように行うかも重要で、音源の抑揚、発音、息遣いまで完全にコピーできるくらい真似する気持ちで音読することです。
これを行うメリットとしては、
① 英語らしい話し方を手に入れることができる。
② 何度も音読をすることで、話す際にかかる心理的負担が大幅に減る。
③ 音読は読み込みと似た効果もあるため、読み込みの量も増やすことができる。
です。これが習慣化すれば英語力の向上は間違いありません。


