よくある質問

学習計画・勉強法

受験勉強における学習計画や勉強方法にまつわる質問集になります。

Q Q. 毎日 21:30 まで自習室に残って勉強しているのですが、なんとなく集中できていない時間が長い気 がしています。勉強効率を上げる方法はありますか？

A A. 考え方としては 2 つあります。ひとつは、4 月は長く勉強するだけの知的体力を付ける期間と捉え
て 21:30 までの学習を続けること自体に意味を見出す考え方です。1 日 10 時間勉強することには価値
がありますので、これはこれで一理あります。もうひとつは、遠めの終わり時間を決めて取りかかるタ
スクは必ず間延びするという事実を知ることです。たとえば、いま 14:00 として 21:30 まで自習室にい
ると考えたら相当に時間の余裕を感じますよね？ この状態でタスクに取りかかると誰でも間延びす
る、つまり、効率が悪くなります。効率を上げたい場合は「タスクを終了したら帰る！」と決めて取り
かかることです。こうすれば早く終わらせるモチベーションが発生しますので同じタスクでも確実に
早く終わる、つまり、効率が良くなります。

Q Q. 月～土は朝から勉強する習慣ができてきたのですが、日曜はどうすればいいですか？何もしなくて いいのですか？

A A. 4 月最大のテーマ、勉強習慣ができてきたようで何よりです！ 日曜につきまして、今は調整日として空けておくイメージでいいのですが、少しは勉強しないと気持ち悪いという方は「午前中だけ勉強すること」をオススメします。午前中だけと決めておくことで集中力が増しますし、朝にやるべきことをやっていることで午後も気持ちよく過ごせると思います。

Q Q. 隙間時間の勉強を増やしたいです。みんなどんな時間に勉強をしていますか？

A A. 細かい時間も勉強時間に充てようとしていてすばらしいです！ 通学時間はすでに使ってくれてい
るようですが、たとえば学校に到着してすぐはどうでしょうか？ 意外と席についてから授業が始ま
るまで数分または十数分の時間はありませんか？ 休憩時間も数分であることが多いと思いますが、
EDIT STUDY の授業の休憩時間で単語や文法を確認したり、暗記に充てている生徒はいます。家では
歯を磨く時間や髪を乾かす時間に暗記モノに目を通しているという話も聞いたことがあります。ちな
みに、これくらい必死に隙間時間を探すようになるとスマホを触らなくなるというメリットもありま
す。いくつか参考にやってみて、もし他のタイミングで隙間時間を見つけたらぜひ教えてください！

Q Q. 学習管理ノートみたいに時間を区切るんじゃなくて、今日やるべきことを書き出して終わったら終 了のようなタスク型で生活していたんですが、学習管理ノートに書き出さないとダメですか？

A A. 自分で工夫して勉強できていることがすばらしいですね！
タスク型でやってきた人であればこの管理ノートで進化できると思います。たとえば、タスク型だと「鉄壁を 1 セクション覚える」となるところを、管理ノート型だと「14:00 から 15:00 の間で鉄壁１セクション覚える」という風に書くことになります。そうすれば、１時間で覚えようという程良いプレッシャーがかかりますよね。さらに、実は１時間で覚えることができたものを２時間かけていた、など学習効率カイゼンにも役に立つ可能性もあります。ぜひ管理ノート型に挑戦してみて、経過を見ていきましょう！

Q Q. 1on1 面談管理ノートの使い方について、モデルケースを元に計画は立てられましたが、それ通り実 行できませんでした。

A A. なかなか計画通り勉強に取り組むのは難しいですよね。ただ最初はそれで構いません。まず重要なのは、理想と今の現状をしっかり把握することです。どの時間帯にどれぐらい勉強できたかを毎日記録することで、自分の現状と目標までの道のりをより具体的にイメージできるようになります。今後も継続していくことで、実現可能性と満足度が高いオリジナルの勉強計画にアップデートしていきましょう！

Q Q. 英単語を勉強しているときやテキストで勉強しているときは答えが出てくるのに、いざテストにな ると出てこない単語がたくさんあります。

A A. テキストでは反応できてテストで反応できない原因として「順番で覚えている」可能性があります。

対策としては、

① ルーズリーフを使った「小さな反復」の方法を試してみる
② 小テストジェネレーターというサイトを使ってみる https://www.printgenerator.net/

指定した範囲の単語をランダムで入れ替えて一瞬で問題を作ってくれるので質の高いアウトプット
ができます。以上 3 つがまずは王道です。ぜひ試してみてください。

Q Q. 日曜日は自習室は開いていないのですか？ 日曜日は何をすればいいですか？

A A. 8 月以降は日曜日も自習室開室となりますが、それまでは閉室となります。日曜日は学習調整日やリフレッシュ日に当ててください。10 ヵ月継続して頑張り続けるためにも適度な休息は必要です。どんなに忙しいビジネスマンでも週 7 で働いたりはしません。それでもだいぶ余裕があるという場合は Rテストの先取り学習をしましょう！

Q Q. 英単語帳暗記が明らかに短期記憶でしかないです。どうしたらいいですか？

A A. 短期記憶を繰り返して長期記憶に変えていくので、ひとまず短期記憶に集中してもらえれば OK です。それを踏まえたうえで、少しだけ記憶定着率を上げる方法としては、「辞書で例文を調べること」です。急がば回れではないですが、理解したり納得したりしながら進めたいという人には特におすすめです。

Q Q. 日曜日に勉強できていないのが不安になってしまいます。

A A. 日曜日も 8 時間以上勉強してほぼ休みがない毎日を 10 か月繰り返すことをアリアリと想像してほしいのですが、現実的にできそうでしょうか？ もちろん勉強の体力がついてきて、直前期の緊張感が出てくる追い込み期はそれぐらいできた方がいいと思います。しかし、心身ともに疲れ切っている状態で、「それでもやらなきゃ…」という負の感情から入る勉強は多くの場合 100％のパフォーマンスになりません。10 か月間最後までやり抜くために、前期の日曜日はあえてリフレッシュの時間にして休むという戦略的休息、こんな感じで捉え方を変えてみるのもアリですよ。ただ、全くやらないと不安になりやすいので午前中だけ集中して勉強するのがおすすめです。

Q Q. 朝から勉強したいのですが、どうもはかどりません。本番も朝から始まるので今のうちから改善し ていきたいのですが...

A A. 長期的な視線を持てており、すばらしいです！ そんな時は自分の好きな勉強、もしくは取り組みやすいものから始めていきましょう。たとえば、最初はやる気がなかったのに続けていくうちに、どんどんやる気が湧いてきた経験はありませんか？ まずは自分の勉強のハードルが低いものから始めることでやる気のバロメーターを上げていき、高まった状態でその日のメインとなる分野に取り組んでいきましょう。またこの習慣を継続していくことで、朝から勉強できる体質に変わっていきますので、本番に向けて今のうちから準備しておきましょう。

Q Q. 勉強時間の割りに総復習テストの点数がついてこなくてどうしたらいいかわかりません。

A A. 長時間勉強する知的体力があることは強みになるので、次はその時間の質を上げることを意識していきましょう。たとえば、英語の多読は重要ですが、単語や文法の暗記はしっかりできていますか？基礎が甘く、ただ構造も理解せず英文を読み流すだけになってしまうと効果は激減してしまいます。整序や文法問題を解くときに、根拠も考えていますか？文法に関しては「なぜそうなるか根拠がわかること」ができるようになるコツです。正しい努力を続けていれば必ず成果になります。

Q Q. どうしても英語の整序（並び替え）がうまくいきません。どうしたらよいでしょうか？

A A. 模範解答が「なぜ正しいか」のみを探っていると、整序に解答する力があまり付きません。大切なことは「なぜ自分の並べた英語が文法的・意味的にダメなのか」も合わせて考えることです。そうすれば自分が間違える理由も理解できて、後の整序問題にも活かすことができます。

Q Q. 日本史の勉強法がまだイマイチ掴めていない感じがします。

A A. コツとして、いきなり問題集冊子に取り掛かるのではなく、まずは教科書を優先的に理解・暗記してみてください。ある程度覚えられたら問題集冊子や史料・文化の対策に着手しましょう。世界史・日本史は覚えることが多くて最初は大変ですが、量をこなしていくうちに慣れていきます。例年みなさん最初はとても苦労していますが、具体的には 2 ヶ月の我慢です。2 ヶ月後には慣れています。

Q Q. 勉強法を正しく実践できてるか等、勉強しているときにあれこれ考えて勉強がはかどりません。ア ドバイスはありますか？

A A.「勉強法を正しく実践できてるか」ということを考えながら「質」を追求するのは大切なことです
。 一方で、「質」を最初から求めすぎると「量」が落ちるというジレンマを抱えてしまい、今がその状態かと思います。アドバイスとしては、私大文系受験の勉強（読込や選択科目の暗記）は基本的に「量」が求められますので、「量」を最優先に勉強することで後から「質」がついてくるというイメージを持ちましょう。来年2月にフタを開けてみればみなさんにもわかりますが、毎日自習室に最初から最後までいる生徒がMARCHに落ちることはまずないです。もちろん自習室を利用せずに受かる生徒もいますが、シンプルに量が多い人は私文受験で負けません。ベストな勉強法にこだわるよりも、ベターな勉強法で量を重ねましょう。

Q Q. 英単語や選択科目などすぐ忘れてしまうのですが、すでにテストが終わった範囲の復習はどの程度 すればいいですか？

A A. きちんと復習する意識をもつことができていていいですね。もちろん復習ができるのであれば復習してほしいのですが、選択科目が始まったことによってなかなか時間の確保が難しいですよね。ES はカリキュラムに沿って忠実に進めてもらえれば自ずと復習ができるように設計されており、英単語も選択科目も今後何回も繰り返し同じ範囲のテストを実施しますので、そこでまた復習をしてもらえれば OK です。もし時間に余裕があれば間違えた問題や理解できていなかった問題だけでも復習しておくと定着しやすくなるので、取り組んでみてください。

Q Q. アドバイスをもらった際に、とりあえず実践することはできるのですが、アレンジを加えてしまい 自己流にしてしまうことがよくあります。

A A. アドバイスに基づいて自分に合うように改善を加えていくことは決して悪いことではなく、むしろ意識としてはすばらしいので継続していってください。ただ、やはり自己流になってしまうと非効率な点があったりするかもしれないので、アレンジを加えた時点ですぐに相談できるようになるといいですね。相談したうえで取り組んだ方が安心感をもって勉強を進められると思いますので、ぜひ毎度相談をしていただければと思います！

Q Q. 勉強のバランスのとり方がわからなくなってきました。勉強ができていないような気がします。

A A. そういうときこそ『学習計画を立てること』が役に立ちます。不安である場合は、まず現状を把握して何が理想の状態なのか整理しましょう。そのうえで、「今以上に良くしていく」という前向きな視点をもって、『学習計画』の記録を参考にしながら一緒に「バランスが取れた状態」を目指していきましょう。

Q Q. 勉強時間は伸びているんですけど、逆にグダグダ勉強してしまい効率が下がってる気がします。ち なみに今はカウントアップのタイマー機能を使って勉強しています。

A A. では、カウントダウンのタイマーを使いましょう。たとえば日本史の教科書暗記の場合、教科書5ページを最短40分で覚えられるとしたら、集中力を保ちやすく、時間的に焦りを感じづらい1.2倍（48分）程度の時間設定を指針としましょう。脳は「つじつまを合わせたがる」ので、設定した時間で暗記できるように自然と集中力が高まります。

Q Q. 日本史が好きで選択科目の勉強時間を多く取りすぎてしまっている気がします。英語の勉強時間も 増やしていきたいのですが...。

A A. 勉強時間のバランスが気になったときは、まずは『学習計画』の記録を見てみましょう。その上で模試の結果や確認テストの結果で合格できているかどうか客観的な数値をもとに、勉強科目のバランスや優先順位を決定して、英語の時間を確保できる学習計画にしてみてください。

Q Q. 部活で忙しすぎてこれ以上隙間時間を見つけるのは無理です。確認テストの点数も下がってきている し、どうすればよいですか？

A A. 部活で忙しい≒仕方ない状況、にもかかわらず、問題意識を持ってより良くしようという考え自体
が本当にすばらしいですね。まず『学習計画』を立てて、計画だけでなく実際に過ごした1日の結果を合わせて明確にしてみてください。そのうえで本当に隙間時間がなければ現状できる最良の努力を重ねた結果の 確認 テストの点数なので、今の自分の頑張りを認めてあげましょう。今の悔しさ、もどかしさが秋以降の爆発力につながっ
ていきます。

一方で隙間時間の使い方で改善余地（例：お風呂に入りながら単語帳を見る、登下校のバスの移動時間、食事中など）があれば、その隙間時間を活用していきましょう。