青山学院大学経営学部の国語過去問分析【GMARCH】

こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は青山学院大学経営学部の国語過去問分析を見ていきましょう。

構成

A方式】

現代文1題・古文1

 

B方式】

現代文2

 

時間配分                          

25分程度  試験時間:60

 

解法

入試問題の特徴とポイント

A方式は現代文1題・古文1題、B方式では現代文2題の出題である。現代文に関しては、両日程とも評論からの出題が多い。テーマは経済や哲学、文化、社会などバラエティ豊かである。現代文用語集などを使い、各テーマのキーワードをしっかり押さえておけば読解に大いに役立つであろう。また2019年のB方式には図表から筆者の分析結果を答えさせる問題が出題された。このようなデータから結果を推測させる問題は受験生の思考力を問われているといえる。今後このような形式での出題がないとは限らない。日頃からデータから読み取る力は養っておきたい。A日程の古文は2018年度には正岡子規の「筆まかせ」が出題されたが、2019年には古文の出題に戻った。問題レベルとしてはそこまで高いわけではないので、基本的な古典文法、単語をマスターしたうえで過去問演習を重ねて問題に慣れていきたい。

 

設問形式の特徴とポイント

現代文は主に内容説明や内容真偽、空所補充などが出題される。全体として文章の内容理解が問われている。文章の論理構造を明確化し、筆者の意図をつかむことを心がけよう。また上述の通りデータの読み取り問題が出題されることも考えらえる。日頃の生活からなぜそうなるのかということをしっかり意識していこう。A日程の古文は内容説明や口語訳、文法問題など総合的な古文の理解力が問われる。その中でポイントとしては、インプットした単語を口語訳などをする際、文脈に合致するように意味を運用できるようにするということである。文章としてはそこまで難易度は高くないのでしっかりと正解しておきたい。

 

解答形式の特徴

A日程】大部分はマークシート法による選択式、一部記述あり

B日程】全問マークシート法による選択式