学習院大学法学部の国語過去問分析【GMARCH】

こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は学習院大学法学部の国語過去問分析を見ていきましょう。

構成

大問3(国語常識・現代文・古文)と大問2(現代文・古文)の両方がある

 

時間配分              

現代文:35分・古文:20分程度  試験時間:60

 

解法

入試問題の特徴とポイント

年度によって漢字の書き取り問題が大問として独立する年があるが、基本的には現代文1題と古文1題という出題形式である。現代文は主に評論からの出題が多いが時には随筆や新聞記事からも出題される。テーマは社会から宗教、歴史までバラエティ豊かである。文体として硬い文章が多く出題される傾向にあるため、これらのテーマに関わる文章に日頃から触れ、現代文用語集などでテーマごとのキーワードをしっかりとインプットしておく必要がある。古文は主に中世からの出題が多く、20162017年度は『大鏡』が2年連続で出題された。問題レベルとしては標準レベルなどで失点はなるべく避けたい。漢字の書き取りのレベルは比較的高い。大問として出題された際は、配点としては10点与えられているので日頃からしっかり漢字学習を積んで本番で失点しないように心がけたい。

 

設問形式の特徴とポイント

現代文は書き取りなどの語彙力を問われる問題から空所補充や内容説明など文章全体の理宇回力を問う問題まで総合的な国語力が問われる。また四字熟語や慣用句、一般常識などが出題された年もあることから幅広い教養が試されるといえる。古文は語彙や指示語、内容説明、人物関係などオーソドックスな古文問題が出題される。これらは基本的な古典文法・単語を理解していれば十分高得点が狙えるので、早いうちからこれらを完璧にし、読解演習をこなしていきたい。

 

解答形式の特徴

マークシート法による選択式と記述式の併用