学習院大学国際社会科学部の国語過去問分析【GMARCH】

こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。

本日は学習院大学国際社会科学部の国語過去問分析を見ていきましょう。

 

構成

大問2題(現代文1題、古文1題、)

時間配分

現代文:45分程度 古文:15分程度  試験時間:60

 

解法

入試問題の特徴とポイント

現代文1題と古文1題の出題。国語常識が大問として出題されることもあった。現代文はマークシートが基本。記述式は書き取り、読みなどで文章の要約などの記述は出題されていない。

現代文1題・古文1題制限時間が60分。

 

現代文では評論を中心とした出題である。設問で漢字の書き取りや本文中の穴埋めを選択肢から選ぶ、本文中の語句から抜き出すなど補充問題が多く出題されている。穴埋めが多いことから全体の内容を理解する為には問題を解きながら内容を理解し確実に正答をする必要がある。古文は説話が多く出題されてきた。設問は重要古語の意味や文法、和歌の知識、古典常識の基本問題が多く出題されている。

設問難易度自体は標準的であるが、稀に難問もある。基本的な読解力、文法知識があれば問題ないと思われる。

 

設問形式の特徴とポイント


現代文は普段から語彙力向上に努めておきたい。空欄補充問題が多いことから正答を穴埋めできないと全体の内容が理解できず精読ができない可能性がある。普段から知らない語句が出てきたら意味を調べて知識を増やし語句の使い方を養っておきたい。また漢字の書き取りや読みの対策は必須。

古文は難易度の高い文章ではなく読解よりも古語や基本文法を問う設問が多い。普段の学習成果を発揮しやすい問題と言える。基本的事項はしっかりと学習し、基礎学習と並行して古典常識や和歌の知識も学習しておくと良い。重要古語や基本文法問題をしっかりと得点し取りこぼしを無くしたい。

 

解答形式の特徴とポイント

マークシート法による選択式と記述式の併用。