3.大手大学受験予備校・衛星予備校(河合塾・駿台予備校・代々木ゼミナール・東進ハイスクール)

予習解説型の高品質授業

総合力の河合、理系の駿台、文系の代ゼミ、名物講師の東進など呼ばれることもありますが、特徴に大きな違いはありません

基本的に大手大学受験予備校の授業形式は予習解説型です。

入試の過去問を抜粋しテキストを作成し、予習範囲を生徒は自力で解き、その解説を授業で受ける形式です。

予備校講師の解説では「〇〇大学ではこの形式の問題が出やすいぞ!」等、生徒の基礎学力を前提としたテクニカルな情報を散りばめ、時には面白おかしいうんちくを入れながら質の高い授業を行います。

偏差値55以上の基礎学力がある方であれば、志望大学の入試傾向を予習と授業で掴みながら、しっかり復習をすれば成績は上がります。

逆に基礎学力が低く過去問を予習で解く段階にない生徒(偏差値55以下)にとって効果は薄いと言えます。

確認テストがない復習を全体としたシステム

授業で勉強した内容をインプット出来ているか確認する復習テストはほぼありません

授業内容を復習しているかも、授業で得た知識をアウトプット出来るかも、全てはあなた次第なのです。

中高一貫の進学校に通われていて学校の勉強の予習・復習が出来ている生徒や、小中学生の時代から通信教育等で勉強の習慣がある生徒は成績が上がります

逆に勉強習慣がなく、自己管理能力が低い生徒が通っても授業を受けただけで満足してしまい、成績向上は見込めないでしょう。

※大手大学受験予備校も衛星予備校も基本的にLIVE授業を受けるか、映像で受けるかが違うだけなので部活などで時間がない生徒は衛星予備校をお勧めします。

□公表合格率

合格延べ人数のみ公開
※1人が複数校に合格した場合、複数校を合格実績として算出(Wカウント方式)

□1クラスの生徒人数

30~100人以上(講師が一方的に話し続ける予習解説型)
※衛星予備校は生徒1人にモニター1台

□生徒フォロー体制

・講師

各科目別々の講師がいます。英語は文法・長文、国語は現・古・漢と講師が分かれていたりします。

また講習期には他の校舎から講師が来たり、また生徒が他の校舎に授業を受けに行ったりと、内容によって様々な講師の授業を受けることになります。

予備校信者と呼ばれるカリスマ講師にいつも質問に行く生徒以外基本的に講師と接点はありません。

また大手予備校は東大・京大・旧帝大・早慶を中心に合格者数を公表するため、当然クラスのレベルと講師のレベルは比例します。

具体的には東大クラスにはレベルの高い講師を担当させ、日東駒専クラスにはレベルの低い講師を担当させます。

・営業

入塾面談を行ったり、講習期の授業提案を行ったりします。基本的に勉強相談、進路相談は営業の方が行います。

大体1人の営業が50~70人以上の生徒を担当しています。当然ながら営業担当の方は授業をしません。

そのため模試等の偏差値以外で生徒の学習状況が分からないため、具体的な踏み込んだアドバイスは中々出来ないようです。

またノルマもあるため講習期には生徒に不必要な授業を提案することもあるので、よく考えて授業を選択した方が良いかと思います。

・チューター

ほとんどが大学生のアルバイトで、勉強内容の質問に答えるのはチューターです。

基本的に高学歴の学力がある方が中心なので学力の面で心配はありません。分からないことがあれば質問に行きましょう。

また受験の体験記を話してくれる場合もあります。ただチューター個人の勉強法や成功体験であるためその全ての生徒に当てはまるとは限りません。

□授業料

100~150万円

□コメント

基礎学力が低い生徒・勉強習慣がない生徒で大手予備校を検討している方はEDIT STUDYと比較検討して下さい!
基礎学力・勉強習慣がないにも関わらず、大手大学受験予備校・衛星予備校で良い結果が出ず、浪人生としてEDIT STUDYに入塾する生徒が数多くいます。そのような生徒は大手大学受験予備校の印象に関して「面白い授業を受けただけで満足してしまい、復習をしなかった」「テストなどがほとんどないので復習するタイミングや理由がなかった」と言います。
基礎学力があり、勉強習慣がある生徒は大手予備校を選びましょう!