① 配点比重
ほとんどの私立大学では英語・社会・国語の配点は、英語>社会>現代文>古文>(漢文)の順番になっており国立大学と違って科目数が少なく他の科目でカバーができないことから、特に英語ができない方がMARCH以上に合格する可能性は極めて低くなります。また、ほとんどの学部でボーダーラインは7割前後になっていること、難しいと言われる社会も近年は基礎問題の比重が高くなっていることを考慮すると、一般的な戦略として英語と社会を重視すべきというのは御理解頂けると思います。

② 科目特性
英語という科目は細かく分析すれば、1. 単語・熟語、2. 文法問題用文法、3. 構造把握(読解用文法)、4. 慣れ、に細分化でき、どれが欠けても入試で安定した高得点を取ることはできません。1・2に関しては暗記事項のため反復量勝負、3・4に関しては読み込み量勝負というように、ひとつの科目の中で異なった勉強の質が求められるうえに、意外と認識されていませんが単純に暗記事項の量だけでも社会に匹敵することから、英語は全科目中、最も追い込みが利かない科目です。年度開始から1.5ヶ月も英語のみを勉強し続ける理由はここにあります。
対照的に、社会に関しては「正しく」勉強しさえすれば誰でも一気に成績が上がります。点数に直結しやすい社会を国語より先に集中的に叩き込む理由は国語の科目特性と大いに関係があります。英語と社会は上記のように異なった特性を持つ科目ではあるものの「勉強量が得点に反映されやすい」という点においては共通点があります。
一方で、国語、特に現代文に関しては何を勉強すれば「誰もが」安定して高得点を取れるようになるかというノウハウが確定しているとは言い難い状況です。もちろん演習・問題慣れを通してある程度の対策を取ることは可能ですが、国語は英語と社会ほど確実にセンター試験満点を狙えるかというと甚だ疑問で、現代文の不安定さは際立っています。また、古文に関しては勉強方法に関しては現代文よりも確立しているものの、配点の割りに満点までに必要とされる勉強量が膨大です。このような認識から、DIET STUDYでは国語は9月中旬から開始し、合格最低点となる7割強を得点できる学力を養うことを目的とした学習を進めています。

③ 費用対効果
上記二点を踏まえ、最終的に問題になってくるのは限られた資源(時間)をいかに効率よく分配するかということです。時間が無限にあるのであればどの科目から勉強を始めるかというのは些末な問題でしょう。しかしながら、ゼロからMARCHを真剣に目指すみなさんには10ヶ月間の準備期間しか与えられていません。この状況で全ての科目を万全にしようとすることは単純に間違っています。点数が上がりやすい順に勉強していくべきなのです。そして、費用対効果の順に私立文系科目を並べれば英語>社会>古文>現代文となるのは真剣に教えた経験がある方なら誰もが納得する事実だと思っています。

以上を踏まえてDIET STUDYの「超圧縮カリキュラム」は作成されています。