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大学個別試験

国公立大学編(文系)

国公立大学受験の特徴として「前期日程・後期日程に分かれること」「記述・論述式の試験であること」「数学を課すこと」が挙げられます。もちろん詳細は各大学によって異なりますが、基本的には大体同じです。後期日程枠は2007年度から大幅に縮小されました。

そして、合否はセンター試験+2次試験の合計点数によって決まります。このセンター試験と2次試験の点数配分も各大学によって異なり、例えば東京大学はこの配分が1:4と、かなり2次試験に重点が置かれているため、これが「2次で逆転可能」とよく言われる所以です。(実際にはあまり逆転の話は聞きませんが。)

東京大学は典型的な2次重視の大学ですが、中にはセンター:2次=2:1などという大学もあり、その場合はセンター重視と言われます。どちらにせよセンター試験は良問揃いですので、2次へのステップとしてできる限りセンター高得点を狙っていくのが基本スタンスです。

このように国公立大学の受験生には「センター試験」「数学」「記述・論述試験」と、私立大学に比べてかなり多くのハードルが用意されています。ちなみに私立大学の文系を専願する人はいろいろと理由はありますが、基本的には数学が嫌い(苦手)な人とまとめてしまって問題ないでしょう。

「数学をやらないでどうやって経済学を学ぶのか」という声も聞こえてきそうですが、その辺りは大学生は何をしている?の方で詳しく書きましょう。

前期日程・後期日程

  前期日程 後期日程
出願時期 1月後半~2月前半 前期と同じ
試験日程 2月下旬 3月中旬
試験内容 2~3科目の学科試験中心
(東大は5科目)
1~2科目の学科試験
小論文・面接など
合格発表 3月前半~ 3月後半~

大まかには上の表のように分かれています。前期日程は学科試験重視、後期日程は学科試験以外の能力を重視する傾向にありますが、全ての大学で募集定員が前期日程に大きく偏っているため、実際には後期日程はほとんど敗者復活戦の様相を呈しています。

たまにこの後期日程だけを専願している人を見かけますが、後期はセンター足きりのボーダーラインがかなり高い場合が多いのであまりお薦めはできません。どうせセンター試験を受けるならもうちょっとだけ頑張って前期も受けた方がいいでしょう。

また、受験生の中には「後期合格は邪道」などと言う人が一部いますが、大学に入ってまでイチイチそんなことを気にする人は少ないので放っておいていいです。繰り返しになりますが2007年度からは入試制度が変わり、この後期枠が大幅に縮小されました。詳しくは各大学HPでご確認ください。

センター足きりとは

国公立大学の入試はなかなか面倒臭くできていまして(慎重、と言った方がいいのでしょうか)、2次試験を受ける前にセンター試験の結果で選抜されます。これを俗に「センター足きり」もしくは単に「足きり」と言います。正式名称は「第一次段階選抜」です。

この足きりにひっかかると国公立大学の2次試験は受験できません。が、このボーダーラインはかなりの精度で大手予備校が算出してくれるので、よほどのこと(大量のマークミス等)がない限り、前期日程でひっかかる人はいません。

最近はドラゴン桜の影響もあって東大の足きりラインは少々上がっているようです。ちなみに、かの作品内で「東大のボーダー」と紹介されていた点数はこの足きりラインのことでして、合格ラインには程遠いものですので受験予定の方は注意が必要です。

一方、後期日程では普通にひっかかるのでご心配なく。

私立大学編(文系)

私立大学個別試験の特徴はなんといっても「数学がないこと」です。もちろん数学を選択受験することも可能ですが、国公立大学を併願する人以外でそんな暴挙に出る人はほとんどいません。あとは「社会がやたらと難しいこと」「英語が重視されること」「マークシート式(もしくは記述併用)であること」などが挙げられます。

英語が重視されるという点は国公立大学も同じですが、私立大学の場合は科目数が少ないので相対的に比重が大きくなるということです。今の大学受験状況ではどちらにせよ英語ができないと志望大学には受からないと断言していいでしょう。

やたらと難しい社会については本屋さんに行って私立大学用の問題集を見て頂ければ分かると思いますが、もはやカルトQ(あるいは、アタックチャンス)の領域だったりします。私が大学受験生の頃はそういったカルトQ的問題まで拾おうと頑張っていた受験生もいましたが、トータルで大学受験を眺めればこの勉強は無駄が多すぎると言わざるを得ません。もちろん社会は重要ですが、今はもっとスマートなやり方があります。

試験日程は1月下旬~2月中旬で、首都圏のピークは一応2月上旬~中旬にかけてですが、国公立大学と違って各大学バラバラですので入試要項をよく読んで試験に備えましょう。中には後期(2期)試験や3月入試といった名称で3月にも入試を行う大学も多く、この辺りを一生懸命探れば抜け道も見つかるかもしれませんね。

※入試要項・願書はこちらから請求できます。
また、大学で直接請求もできますのでお近くの方は下見がてら立ち寄ってみるのもいいと思います。有名大学に関しては本屋でも売っています。

過去問について

センター試験と同様、試験形式に慣れて傾向を把握するという意味でもちろん個別試験の過去問対策も大切です。特に私立大学は大学毎に試験形式が異なるのは当然としても学部毎にも異なっています。少なくとも3年分は解いておきたいところです。過去問対策の作法も参考になると思います。

これについては私が高校生の頃、いわゆる合格体験記で「赤本が大切だ」と前置きなく書いてありまして、最初見たときは何のことだか分かりませんでした。終まいには赤本のほかに、青本、黒本、緑本まで出てきまして、これはいったい何の本だと不思議に思ったものです。

そんな方のために一応説明しておきますと、この色本シリーズこそが過去問題集なのです。色は発行者によって分かれていまして、赤が教学社、青が駿台、黒が河合、緑がZ会です。どれを選んでも掲載されている問題は同じですが、解説が違います。個人的にはセンター試験なら黒(河合)、早慶東大なら青(駿台)がお薦めです。

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