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【2021年5月更新】受験生の敵!5月病に打ち勝つには?

こんにちは。EDIT STUDYです。今回のコラムでは受験生に必要なお役立ち情報をその月ごとのテーマでお届けしていきたいと思います。今回のテーマは5月ですので、大学受験を控える受験生にとって5月はどんな時期で、何が重要か、そしてどのように5月を過ごせば良いかについて下記3つの視点でお話ししていきたいと思います。

 

 

1.勉強習慣の基礎固め

2.自分自身を知る

3.5月病は間違いなくチャンス

 

 

1.勉強習慣の基礎固め

 

 

まず最初のテーマは5月が大学受験を控える受験生にとって一般的にどんな時期かお話ししていきたいと思います。5月のこの時期は大学受験の受験生にとって重要な勉強習慣の基礎固めの時期です。高校2年生の頃はなかなか周りの雰囲気も本格的な受験モードになっておらず、勉強に身が入らない人がほとんどだと思います。その中で4‐5月は基礎的な「勉強習慣」の確立が非常に重要です。

 

普段から1日2-3時間毎日勉強する習慣があり、毎日机に向かうのが当たり前で受験学年の3年になったから特別に何か意識せずとも机に向かうことが出来る人は既に「勉強習慣」の基礎固めは身に付いていますが、ほとんどの受験生がそうではないはずです。なので5月のこの時期は毎日、1日1時間でも良いので机に向かう”習慣”をまずは身に付けるのが重要です。

 

これは意外かもしれませんが、”習慣”と呼べるまで定着するには個人差がありますが、2‐3週間程度時間がかかるので最初は無理なく、毎日実行できる時間で良いので”継続”することが非常に重要です。そしてこれも意外かもしれませんが、時間自体は勉強習慣さえ身に付けば徐々に伸ばすこと自体は簡単に出来ます。だからこそこの5月までのタイミングで「勉強習慣」の基礎固めを実施しておくことが非常に重要になります。

 

2.自分自身を知る

 

 

2つ目の「自分自身を知る」とはどういうことか?これは勉強習慣を身に付けてみるとあらためてわかることですが、自分が1日どの程度勉強に勤しむことが出来るか?時間はどのくらい継続できるか?時間だけでなく、どの程度集中が続くのか?1日の中で集中できる時間帯はいつか?何に誘惑を感じるか?こうした「勉強」にまつわる自身の特性が理解できるようになります。

 

これは大学受験において非常に重要で、こうした自身の特性を理解し、継続できる現実的な勉強計画を立てることで効率よく学習を進めることができます。むしろこうした自身の特性を理解せずに、もしくはないがしろにした状態で学習を進めても確実に壁にぶつかります。だからこそまずは「勉強習慣」を身に付け、そこから「自分自身を知り」最適な環境を整えることが重要になってくるのです。

 

3.5月病は間違いなくチャンス

 

そして3つ目はこの5月の時期は大学受験を控える受験生にとって大敵な「5月病」の存在です。「5月病」自体は一般的に環境の変化など精神的なストレスが原因で引き起こされると言われていますが、大学受験を控える受験生にとっても非常に大きな壁として存在します。

 

これは現役生だけでなく浪人生にも同じことが言えます。現役生は学年が変わり、環境もクラスが変わるだけでなく、受験学年になったことで周りの環境も今まで以上に変わることが多く、精神的ストレスは多くなります。部活動をやっている生徒は時期によってはGWを挟んで引退、もしくは5月末や6月頭の総大や発表会、演奏会を最後に引退をする生徒も少なくなく、5月の時期に勉強に身を入れるというのが周囲の環境的に難しくなる時期でもあります。浪人生は現役で進学した同級生がGWで集まることもあり、そうした誘いの誘惑があったり、SNSでそうした旧友の楽しい催しを見ることで「自分は何をしているんだろう」などと考え、勉強に身が入らなくなるなど周りの環境の変化が著しく、影響を受けるタイミングでもあります。

 

ただ逆に考えれば、世間の大学受験を控える受験生のほぼ全員が同じ状況になっているわけです。つまり全国的に外的要因のせいで勉強時間や勉強の質は確実に落ちている可能性が高いわけです。つまり上位の生徒に追いつき、追い抜く絶好のチャンスでもあるわけです。全国的に勉強量も質も下がるであろう5月のこの時期に「勉強習慣」を確立し、「自身の特性を知り」そして最大限に勉強時間と質を高めることが出来ればまさにこの5月は「チャンス」だと言えます。

 

時期によって目的や目標を意識して勉強が最適化出来れば、確実に成長することが出来ます。周りの環境や情報に惑わされず自身の志望校合格のため最善を尽くしましょう。

 

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