2015.1.17
第10弾 名川先生の授業日誌【セルフコントロール術】
いよいよ今日はセンター試験本番です。
文系科目メインのEDIT STUDYの生徒は、今日1日で社会・国語・英語の文系科目を受験します。
そして夜には各予備校から発表になる解答をもとに自己採点を実施します。
ほぼ全員の生徒がセンター利用の出願をしていますので、例年のボーダーライン実績と照らし合わせて
早くも実質上合格を掴み取る生徒が出てくるわけです。
いや~自分が受験するわけではないですが緊張して早起きしてしまいました(笑)
今日の結果を受けて、自信をつけることができる生徒もいるでしょう。
また逆に実力が発揮できなかったことで落ち込む生徒もいるかもしれません。
合格進行記にもありますが
ここからは「メンタル面」のコンディションが非常に重要となる局面があると思います。
そこで今回は 『セルフコントロール』 について書きたいと思います。
結論から言えば
『何か失敗をした日には、その日に1度反省をしたら翌朝以降は2度と振り返らない』
ことです。
その鍵は『集中力』です。
例えば、センター試験で社会の出来が悪かったとしましょう。
社会は今後の一般入試でも使う科目です。思い出せなくて解けなかったことや知らなかったことがあったのであれば、それは今後の為に知っておくべきです。その日のうちに1度反省(=復習)をしてください。
そして、出来なかった後悔やネガティブな感情は翌朝には忘れ去ってください。2度と思い出さなくて結構です。過去は過去です。何も変えられないから過去です。思い返すだけ無駄です。
「そうは言っても自然と思い出してしまいます!忘れられません!」という人もいるでしょう。
忘れるにはどうしたらいいと思いますか?? 答えはシンプルです。
『次の目標にとことん集中すること』です。
過去を引きずる人は、私に言わせれば目標意識と集中力がない人です。
逆に「前向き」と評される人は文字通り「前だけに集中できている人」ではないでしょうか。
未来に控えている次のイベントだけを見据えて、その目的達成のために真剣に集中していれば過去を思い出している時間は自然となくなるはずなんです。
また、よく「気持ちを切り替えなきゃ!」と『切り替え』を強調する人がいますが私に言わせればそれはナンセンスです。
切り替えるということは恐らくマイナスをプラスに転じるということを意味しているのだと思いますが、マイナスを意識している時点で過去に捉われています。プラスだけに集中すればいいのです。
集中力の源となるものは人それぞれですが、受験においてはやはり「受かりたい」と強く思うことかと思います。受ける大学ごとに志望度は異なると思いますが、その大学に絶対行きたいでも、落ちたらダサいから絶対受かりたいでも、動機は何でも良いので、受ける以上は受かりたいと真剣に思いましょう。
さらに自分が合格するイメージ、試験でうまくいくイメージを持つことも重要です。
これはいわゆるイメージトレーニングの領域になりますが、人間は楽しいこと嬉しいことに吸い寄せられがちです。つまり良いイメージがあれば、視線が自然とそちらに向く=前向きになるものだと私は考えています。
色々伝えたく長々書いてしまいましたが、あくまで私の持論ですし、自分なりのセルフコントロール術があるのであれば聞き流してください。
しかし実際私はコレで日々前向きに生きていますし、成功している知り合いにもこういうマインドの人がとても多いものです。
また、あくまで受験においての心構えを記していることにもご留意ください。
私は日常生活でもこういうスタンスですが、時に能天気・身勝手だと周囲から非難されることもあります(笑)
受験生のみなさん今日は本当にお疲れ様でした!
さて、1晩寝たら明日からは次の目標に向かって全力で集中していきましょう!
そうすれば次には最高のパフォーマンスが発揮できるはずです。