2018.3.24
早稲田大学教育学部進学 S・Sくん(高校非公開)既卒・所沢校2018
目次
〇今年度合格校
早稲田大学 教育学部
明治大学 経営学部経営学科
明治大学 情報コミュニケーション学部
法政大学 人間環境学部
武蔵大学 経済学部経済学科
名川)早稲田合格本当におめでとう!!お疲れさまでした。
Sくん)ありがとうございます。本当にお世話になりました!
現役でDS合格保証をとって浪人に
名川)SくんはEDIT STUDYに高3と浪人の2年間通ってくれ、執念で早稲田の合格を掴んだね。
1年目の失敗と2年目の大成功について、是非聞かせてほしい。
現役時代も合格保証を獲ったし頑張ってくれていたわけだけど、反省点はあるの?
正直、君は現役でMARCHに受かる可能性が高いと思っていたんだけど。
Sくん)いやいや、過剰評価ですよ、全然足りなかったと思います。
反省点は色々あります。一言で言えば、先生の指示を全然守っていなかったと思います。
例えば読み込み確認テストはちゃんと読み込みをしなければいけないのに、時間がなくてテスト直前に単語を丸暗記してしまっていました。
日本史は教科書の場所とかでなんとなく覚えちゃってて、キーワードとその内容を併せて覚えることができていませんでした。
実際に浪人して正しい方法で勉強をしたら効果が全然違ったので、現役時代はもったいないことをしたなと思っています。
名川)なるほど~。レギュラーテストの点数としては合格できていたけど、講師が口酸っぱく指示する中身の部分はあんまり徹底できていなかったんだね。
それでも学習院の補欠は出ていたよね?
Sくん)はい、すみません・・・。そういえば出願も先生のアドバイスを聞きませんでした。
当時担当してくれていた小路永先生からは武蔵大学のセンター利用を出しておくようアドバイスをいただいたのですが、MARCH未満にはいきたくないと思っていたので無視して出願しませんでした(笑)
名川)まじか、やるなぁ(笑)
結果的に早稲田に行けたわけだから武蔵にも学習院にも受かってなくて良かったねって話にはなったからOKだけどさ。
じゃあ浪人することは結構すんなり受け入れられたの?
何か浪人するにあたって自分で決めたこととかあった?
浪人時代の決め事
Sくん)そうですね、わりとすぐに覚悟しました。
浪人するにあたって、まず自分の失敗点を全て書き出しました。
やはり自分の失敗をきちんと認めることから始めないといけないなと思ったので。
まず決めたことは「計画的にやる」ということです。
名川)Sくんは1年目で日本史が概ね完成していたから、浪人では日本史の授業は出ずテストだけ受けるという特別プログラムだったよね。
自由になる時間も多かったから、毎月必ずスケジュール表を作って見せに来てくれて一緒に計画を練ったけど、その反省点からだったんだね?
Sくん)そうですね。現役時代も母が勉強のスケジュールを書き込めるような手帳を買ってきてくれたりしたんですが、全てスルーしていました(笑)
でも計画性がなかったことは大きな反省点の1つだったので、今年はしっかり事前に計画を立てるということを実践していました。
しかもその日の朝に塾に来てからやることを決めたのでは行き当たりばったりで遅いと思ったので長期スパンでしっかりスケジュールを組むことを心がけていました。
名川)素晴らしいね!受験勉強をするうえで当たり前のことなんだけど、実践し続けることができる人は意外と少ない。いつも俺が何も言わなくてもSくんのほうから「計画立てたのでチェックしてもらえますか?」って見せに来てくれてたもんね!
全然手のかからない信頼できる生徒でしたよ。
他に事前に決めていたことはあるの?
Sくん)「早稲田しか行かない!」ということを決めていました。決めたというか誓ったというか。
本当に早稲田にだけ焦点を合わせて、赤本を夏から各学部10年分は解きました。
英語と社会はまあ普通ですが、国語はクセがすごいので、過去問で各学部のクセを把握できたのでやって良かったですね。
名川)Sくんは口数が多い人ではないけど、内なる闘志というか決意というか、気持ちの強さは常に感じていたよ。どこか周りの生徒とはオーラが違った。
実力がない状態で闇雲に早稲田対策をする人にはストップをかけるけど、現役時代にそれなり完成度が高かったSくんは丁度よいペース感で各教科の対策が進んでいた気がする。
自分で考えてちゃんと計画を立てていたおかげだね!
辛い時期とかあったの?
自分の限界を感じた秋
Sくん)秋頃は辛かったですね。急に過去問ができなくなって、自分の限界を感じてしまったんです。ああ、俺はここぐらいまでしかいけないんだな、MARCH止まりなんだなって感じで・・・。それならそれで仕方ないなとは思ってたんですが。
名川)そんなこともあったね~。
Sくん)はい。で、先生に相談したら「そういうもんだよ。1回過去問解くの止めてみな」って言われて、しばらく過去問演習を止めてみたら、気分的にもマシな状態に戻りましたね。
名川)そういうもんなのよ。最初は順調に成績が伸びるけど、当然成長するほど伸びしろ部分はなくなっていく。
それは勉強ができなくなったわけではなくて成長を感じづらくなってるだけなんだけど、みんな不安になる時期があるんだよね。
ましてや早稲田ぐらいハイレベルな問題で、前よりも格段に解けるようになるなんてことはなかなかないよ(笑)
なのに大抵の受験生は過去問がうまく解けないと焦ってしまい、他の年の問題を解くことで不安を解消しようとしちゃう。それでまた良い点がとれないと悪循環に陥るよね。
Sくん)そうかもしれませんね。なんか手応えがなくて不安になることはよくありました。
でも最終的にはその時のベストを発揮して挑むしかないと割り切っていました。
名川)EDIT STUDYに2年間通ってみて、何かこの塾について思うところはある?
Sくん)先生に言われたことをちゃんと徹底してやっていればMARCHまでは絶対に合格できると思います。
もしそれ以上の大学に合格したければ、プラスアルファのことを追求しなければいけないと思います。
でもそれも先生に相談しながら進めることや、まずは塾で与えられたものを完璧にこなすことは前提です。
名川)うんうん。Sくんはまさにそれを体現した人だしね。
プラスアルファと言えば、河合塾の講義を受けに行ったりしてたよね?
Sくん)そうでしたね(笑)
ちょうど夏に河合塾の現代文のトップ講師の授業が受けられるっていうのがあったんで、試しに行ってみたんです。名川先生に相談したら行ってみれば?って言ってくれたので。
でも結局EDIT STUDYで習っていることと内容は一緒でしたね(笑)接続詞をチェックするとか、選択肢を評価するとか。
名川)EDIT STUDYでのやるべきことはちゃんとやってくれていたし、何より後悔なく浪人生活を完遂してほしかったからOKしました。
授業内容同じだったかぁ。結局現代文の解法にスペシャルはないからね。止めていれば時間を無駄にさせずに済んだかもしれないけど、まあ他の塾に行って気分転換にはなったんじゃない(笑)?
何か浪人生活で得たことはありますか?
Sくん)まずは計画を立てることの重要性が分かりました。大学とか社会人になっても忘れずにやっていきたいですね。
あとはキャラじゃないんですが、感謝の気持ちですかね(笑)
特に親に感謝したこととかなかったんですが、浪人時代も母親が毎日早起きして弁当作ってくれたりとか、ありがたいなって思えるようになりました。
名川)うんうん。周りの支えがあっての受験だよね。素敵なことに気づけたね。
何か後輩に向けてのメッセージはある?
反省なくして浪人なし
Sくん)特に浪人する人には、まずは現役時代の失敗をしっかり洗い出して、認めて、改善策を1つ1つ考えてみてほしいなと思います。そこから初めて出発できると思うので。
そしてしっかり計画を立ててから勉強を始めてほしいです。
名川)まさに実体験に基づいたアドバイスだね。
反省点を洗い出し、改善策を考え、計画的に実行していく。当たり前だけど大事なステップを確実に踏んでいったからこそ、確実に合格を掴んだんだね。
見事です。受かるべくして受かったんだなって改めて感じたよ。
本当におめでとう!そしてお疲れ様!
Sくん)ありがとうございます!!大学生活楽しみます!
