2015.9.21
■#12■お母さんのためにも頑張るYさん!
今回は現役の女子生徒へのインタビューです。
「はいっ!」といつも素直で元気な返事をしてくれる実直な生徒で、最近は学校が終わるとすぐに自習室にきて勉強をしており、着実に力をつけています。
入塾時からコツコツ頑張っているのは見て取れましたが、ますます拍車がかかっています。
以前「どうしてそんなに頑張れるの?」と尋ねたところ「お母さんのためにも合格したいんです」と答えてくれたことがありました。
どんな思いで勉強しているのか1度聞いてみたかったので、今回時間をもらってインタビューしてみました!
名川)最近よく自習室に来るようになったね!
Yさん)はいっ!でも最近学校行事の準備とかがあって結構あたふたしてました。まだ文化祭があったりするんですが、頑張らなきゃです。
母がこの合格進行記を読んでいて、他の生徒さんはもっと頑張ってるよって教えてくれました笑。浪人生とも勝負しなきゃいけないわけですし、気は抜けません!
名川)偉いね。言う通り、勝負には現役とか浪人とか関係ないね。でも学校行事が〜とか部活が〜とか現役生は色々イベントがあるからねぇ。十分に青春してほしいけど、受験が迫ってくるのも事実。しっかりと現実を見て頑張らないとね。
それにしてもお母さんと仲良しだよね!この塾に入ったばかりのとき、お母さんのためにも絶対合格したいって言ってたもんね?
Yさん)はい。実はお母さんにすごく心配をかけてしまったことがあって、だからちゃんと大学に合格して安心させたいんです。
名川)そういう理由だったんだね。
自分のためだけじゃなくて、誰かのために頑張れる人は強いと思うよ!!
例えば成績が上がらなくて心が折れそうになったり受験期には辛い時もあるけど、自分以外の誰かのためにっていう目的・気持ちがあると、それが逆に自分の心の支えになるみたいだね。
家族が応援してくれるからとか、友達と絶対受かろうって約束したからとか。あとたまに一生懸命教えてくれる先生のために受かります!とか言って頑張ってくれる子もいるね。
もちろん自分の未来のための受験なんだけど、周りの人も実は一緒に戦ってくれてるもんね!
頑張れるモチベーションは他に何かあるの?
Yさん)そうですね〜自分がどこまでやれるのか知りたいと思っています。
自分は一貫校に通ってきたので受験らしい受験の経験をしていなくて、本気で勉強したことが正直今までなかったんです。
なのでこの大学受験で本気で勉強したとき、自分がどこまで頑張れてどこまで成績を伸ばせるのかを知りたんですよね。
名川)へぇー!感心しちゃうな。
恐らくだけど周りの友達の中にはそういう環境に甘んじてしまってる人もいるわけだよね?必要最低限の勉強しかしないとか、大学受験をしないとか。
それが間違ってるとは言わないけど、君のように自分を客観的に見つめてチャレンジをしようと思えるのはとても立派なことだと思うよ!
Yさん)はいっ!ありがとうございます!
ただ結果が伴わなければいけないと思うので、10月の社会総復習テストと模試は絶対いい点とりますね!
名川)おっけー!今の感じでいけば絶対大丈夫だよ!楽しみにしてるね!
自分の限界を決めてしまうことは誰にでも今すぐにできます。
自分の限界にチャレンジすることも実は同じように誰にでもできることです。
ただ後者には相当な体力と精神力が必要であり、時に周囲の人の助けが必要です。
Yさんは自分がどこまでできるのか知りたいと思いつき、シンプルに臆することなく真正面から挑戦を始めています。
しかし恐らくこれまでの人生の中でとても大きな挑戦であり、当然一筋縄ではいきません。
ですが家族への気持ちや周囲の励ましなど、色々なものを少しずつ自分の武器にして立ち向かっています。
私も彼女を支える要素の1つになり、彼女が納得のいくゴールを見られるよう全力で応援したいと思います。
そして是非大学受験を通して、今後の人生の柱となるような強い自信を掴み取ってほしいと思います。