MARCHと関関同立の徹底比較

今回の記事ではMARCHと関関同立について詳しく比較検討してみたいと思います。

① MARCHと関関同立の難易度

関東でMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)と称される大学群と、関西で関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)と称される大学群は、大学受験では同じような扱いを受けることが多いのですが、詳細に比較検討するとやはり違いはあります。まずは純粋な受験難易度、入りやすさの面からみていきたいと思います。

とはいえ、ご存知の通り、私立大学は大学ごと学部ごとに試験形式が異なり受験生との相性で結果が変わる部分も大きく、その偏差値だけを比べてどちらの方が入りやすいとは言い難い状況です。例えば、中央大学経済学部に合格して法政大学社会学部に落ちるということは普通ですし、立教大学文学部に合格して青山学院大学法学部に落ちるということもザラにあります。

そこで、まったく同じ基準で難易度を測れるセンター試験利用枠のボーダーラインを使って比較してみます。センター試験の英語・現代文・社会の3科目で合否判定できる大学・学部のうち、MARCHの中で最もボーダーラインが低いと思われる「法政大学・現代福祉学部」と、関関同立の中で最もボーダーラインが低いと思われる「立命館大学・産業社会学部(現代社会学科―人間福祉専攻)or食マネジメント学部」をみてみましょう。

 

法政大学
現代福祉学部

立命館大学
産業社会学部

立命館大学
食マネジメント学部

2014ボーダー

79.5%

75.3%

2015ボーダー

79.4%

73.0%

2016ボーダー

79.6%

76.0%

2017ボーダー

80.4%

76.7%

2018ボーダー

80.0%

78.2%

75.0%

2019ボーダー

87.1%

80.3%

84.3%

※数値はすべて大学公式発表に基づく

数字でみるとはっきりわかりますが、MARCHと関関同立ではあきらかに関関同立の方が入りやすく、難易度が低いと言えます。「たかだか数%の違いじゃないか。こんなもの誤差だろう」と思われる方もいるかもしれませんが、受験生が死力を尽くしてたどりつく3教科得点率80%前後の数%にはとてつもない重みがあり、「立命館大学には受かるけど法政大学には受からない」という学力層は非常に多いと思われます。

 

MARCHと関関同立の価値

上記は受験難易度という軸で法政大学と立命館大学を比較しましたが、進学先という意味でも「法政大学or立命館大学」は普遍的なテーマです。

法政大学は最近地位を向上させつつありますがMARCHの中ではまだ2軍の扱いで、東京での就職活動で法政大学という学歴をアピールできる場面というのはほぼ存在しないでしょう。MARCHは学歴として「マイナスではないが大きくプラスでもない」というのが現実です。東京ではやはり東大東工一橋早慶ICUが圧倒的で、MARCH卒でその壁を突き抜けるためには体育会の主将くらいは務めておかないと超一流企業の就職活動では厳しいと言われています。

一方、立命館大学は、京都では早慶(以上)の存在感をもって君臨しています。というのも、立命館は関関同立の中でも同志社に次ぐブランド力を持っており、関西圏の大学序列では国立の京都大学を頂点として、大阪大学、神戸大学と国立が続きますが、その次のグループとして関関同立、特に同志社と立命館が位置付けられているからです。

要するに、法政大学の場合は東大、東工大、一橋、慶應、早稲田、上智、ICU、もっと言えば都立大、横浜国立、横浜市立、千葉大など近隣に格上とされる大学が大量にあるせいで相対的に低く評価されがちで、関関同立はその点で優位に立っています。実際の受験状況としても、例えば東京大学の滑り止めで法政大学に入学するという方はおそらくほとんどいませんが、京都大学や大阪大学の滑り止めで立命館大学に入学するという方は一定数います。結果的に、立命館大学は関西圏では「頭がいい大学」と一般に認知されています。(その点、法政大学はどうでしょうか)

もちろん大学選びの本道は「自分が何を学ぶか、将来的にどうしたいか」次第ですが、コストパフォーマンスという一面から見た価値観としては、法政大学よりも立命館大学の方が優れていると言うことはできます。

 

③ 関関同立にも強いEDIT STUDY

以前の記事で書きましたが、EDIT STUDYでは基礎知識の反復学習による定着を徹底しているため、センター試験(共通テストでも同様)の得点率としては英語160点・現代文70点・社会95点、3科目合計325点(400点中)、得点率81.25%前後がどんな状態からでも計算できる到達点と考えています。

この点数は定員削減の流れで非常に厳しくなっている首都圏の上位私立文系大学にはギリギリ届かない数字になってしまいましたが、立命館大学のボーダーラインはクリアできる点数です。

もちろんMARCH合格を目指して毎年カリキュラムとシステムを改良してはいますが、現時点でもEDIT STUDYは関関同立に強い塾と言うことができると思います。実際に、首都圏を拠点とする塾にもかかわらず、例年立命館大学をはじめ関関同立に進学する生徒が一定数出ています。関関同立を第一志望とする受験生もぜひEDIT STUDYを選択肢のひとつに入れていただければ幸いです。

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