MARCH【立教・中央・法政大学】2021年入試変更点

みなさんこんにちは。

前回、明治大学と青山大学の入試改革について確認をしました。

明治大学は共通テストによる制度を新設するも英語外部試験は用いないというシンプルなものであった一方、青山大学は制度に大幅な変更加え、英語外部試験の受験がほぼ必須となるようなものとなりました。

今回は前回触れていない立教、中央、法政の3つの大学についてみていきたいと思います。

立教:共通テスト+英語外部試験の入試制度を新設するが、学部独自試験も残る。ただし詳細は不明

中央:学部独自試験を維持。共通テスト利用、英語外部試験利用の入試制度を新設。募集人数の詳細は不明

法政:共通テストを利用した入試制度を新設。英語外部試験はGIS(グローバル教養学部)と理工学部機械工学科航空操縦学専修において出願資格化するも、そのほかの学部では用いない。学部独自試験は詳細不明。

 【立教大学】

大学入学共通テスト+英語外部試験を用いた入試制度を新設し、学部独自試験も併存させるものの、方針を明らかにしていないのが立教大学となります。立教大学の2021年度入試に対する基本方針は下記の通り。(一部抜粋・編集有)

■ 一般選抜において、「大学入学共通テスト」の成績を利用した入試を実施します。

「大学入学共通テスト」を利用した入試では、記述式問題の成績も活用します。

「大学入学共通テスト」を利用した入試では、英語資格・検定試験も活用します。

■ 一般選抜において、主体性等について本人が記載した資料等の活用を進めます。

【一般選抜について】

■ 「大学入学共通テスト」の成績を利用した入試について

・ 全ての学部で実施します。

・ 英語4 技能を適切に評価するため、英語資格・検定試験の成績を活用します。

※英語資格・検定試験における利用可能な試験、得点化方法・配点は後日改めて公表します。

■ その他の一般選抜について

・ 2021 年度に実施するその他の一般選抜(現在の一般入試)については、決定次第公表します。

【主体性等の評価について】

■ 「志願者本人が記載する資料等」の一般選抜における活用について

・ Web 出願時に、志願者本人に「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験等の記入を求めます。

・ 全ての学部、全ての一般選抜(後日公表する一般選抜を含む)で記入を求めます。

・ 出願要件としますが、得点化はせず、入学後の学修指導、教育研究活動の参考資料とします。

(出典:2021年度 学部1年次 「一般選抜」 について

まとめると

・全学部で大学入学共通テスト+英語外部試験の入試制度を実施します

・学部独自試験のみの制度も維持します。ただし、募集人数や英語外部試験のスコアを用いるのかはまだ発表できません

というのが立教大学の現在となります。

受験生としてどのような影響が出るかは未知数なため、現在の時点で立教大学を希望されている方は英語外部試験の学習を進めておいて損はないでしょう。

【中央大学】

中央大学は全体での方針に各学部が独自に入試制度をくみ上げている印象です。

2021年度入試以降の入試については「知識・技能」および「思考力・判断力」を重視したものにしつつも、現制度にて実施している「一般入試」、「統一入試」を維持、共通テストを用いた入試制度を新設し、その場合は英語外部試験のスコアを一部加味する方向で検討しているとしています。(詳しくはこちら:入試情報

以下に各学部の概要を列記します。

■経済学部

学部独自入試、統一入試、共通テスト利用入試、英語検定試験利用入試があります。

英語検定利用入試においてはCEFR A2 相当の資格あるいはスコアが出願資格となり、学部独自試験として国語、選択科目で取得した得点に合算され合否判定に用いられます。

■商学部

学部独自入試、統一入試、共通テスト利用入試、英語検定試験利用入試があります。

英語検定試験利用入試においてはCEFR B1 以上の資格あるいはスコアが出願資格をして課されていますが、資格・スコアが得点換算され合否に用いられるかの記述はありません。学部独自試験として英語/国語/選択科目が課されています。

■文学部

学部独自入試、統一入試、共通テスト利用入試、英語検定試験利用入試があります。

英語検定試験利用入試においては学科ごとにことなる出願資格が課されています。なお、CERF換算ではなく各英語外部試験の得点が具体的に課されているため、個別に確認する必要があります。

■法学部

学部独自入試、統一入試、共通テスト利用入試のみで英語外部試験利用入試はありません。

また、英語外部試験のスコアを利用するとの記述も現在のところありません。

■総合政策学部

学部独自入試、統一入試、共通テスト利用入試のみで英語外部試験利用入試はありません。

ただし、共通テスト利用入試において、CERF A2 以上の資格、スコアが出願資格として課されています。なお資格・スコアが得点換算され合否に用いられるかの記述はありません。学部独自試験として英語/国語/選択科目が課されています。

学部間にばらつきがあります。法学部が英語外部試験のスコアを利用しないとしているのが流石といったところでしょうか。各入試制度の募集人数次第では受験生の英語外部試験の受験が事実上必須化するかもしれませんので、もう少し詳細を確認していきたいところです。

【法政大学】

法政大学は簡潔な発表をしているのみです。共通テストを用いた入試制度を新設するものの、英語外部試験についてはGIS(グローバル教養学部)と理工学部機械工学科航空操縦学専修において出願資格化するのみでそのほかの学部では用いられません。学部独自試験も維持されますがこちらは詳細が不明で、募集人数などの発表を待つ必要があります。なお、一般入試における「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」の評価について2021年度入試では合否判定に用いられません。

そのため、法政大学を希望する受験生が大きく影響を受けることは考え難いでしょう。現状の学習を継続し、基礎学力の定着を図ってください。