<2019年8月更新>MARCH【明治・青山学院大学】2021年度入試変更点

こんにちは、2021年度大学入試改革(新入試)担当の初田です。

2021年度大学入試改革(新入試)と声高に言われている昨今ですが、最上位私大に関してはあまり変わらない、というのが実情でした。

今回と次回でMARCHについて確認していきます。

 明治:全学部で共通テストを用いるが4技能試験は用いない。なお一般入試については不明。

青山:経済学部と文学部の一部を除くすべての学部で共通テストの受験を必須化。英語外部試験は基本的に加点対象

【明治大学】

詳細は不明であるものの、「共通テストを全学部で利用し、共通テスト利用入試では4技能については用いない」、のが明治大学の方針です。以下は公表されている2021年度入試に関する資料の抜粋です。

 

1「 大学入学共通テスト 」 利用入試 (仮称)について

全ての学部で実施します。

 

2「 大学入学共通テスト」 の英語における英語外部4技能試験 の活用について

2021年度入試については、 全ての学部で活用しません。

 

3主体性等の評価について

2021年度入試については、JAPAN e Portfolio は 利用しません。なお、Web出願時 に 高校時代の主たる活動等を入力 して いただきます 。 入力データは一般入試 においては得点化せず、入学後の指導上の参考資料として利用します。

 

(出典:入学試験の主な変更点について

 

共通テストを用いた入試制度を用意し、そこには4技能試験を用いないと宣言しているものの、一般入試については言及がありません。よって4技能のスコアを持っている必要があるかどうかは不明で、20197月現在でも検討中となっています。今後の明治大学の発表を注視していく必要がありそうです。

 

【青山学院大学】

青山学院大学は経済学部と文学部の一部を除きすべての学部で共通テストを利用する事を宣言しています。

合否はほぼすべての学部で共通テスト+学部独自試験+英語外部試験から判断される方式と、共通テスト+英語外部試験から判断される2つの方式が採用されます。また、独自試験においては、記述式を含む問題、小論文の出題を行うとしており、共通テストによって基礎的な知識で選抜をかけ、学部独自試験によって大学が求める人材をさらに絞る方針のようです。青山学院大学においては入試問題の構成も大きく変わる可能性があり、そのため2019年中に入試サンプルを公表するとしています。

以下が青山学院大学が公表した入試制度(2021年度大学入試改革(新入試))の変更点となります。

(※一部編集を加えています。正式な詳細は出典を確認してください。)

 

【各入学者選抜の基本方針】

① 一般選抜(個別学部日程)

■ 大学入学共通テストを「併用する」方式

(経済学部を除く、すべての学部がこの方式にて実施されます。)

大学入学共通テストと「独自の個別試験」を組み合わせます。

指定する大学入学共通テストの教科・科目の評価に加えて、「独自の個別試験」で

は、「記述式を含む総合的な問題」または、「記述式を含む個別科目問題」や「小論

文」を課して実施します。

なお、「記述式を含む総合的な問題」等のサンプル問題については、2019 年度前期

中に公表する予定です。

 

また、英語資格・検定試験は以下のとおりの扱いとします。

・総合点の一部に加点する学部

 文学部(一部の学科を除く)、法学部、経営学部、総合文化政策学部(一部の方式

を除く)、社会情報学部、地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部

・ 出願資格として利用する学部

 国際政治経済学部(一部の学科・方式を除く)

・ 利用しない学部

教育人間科学部、理工学部

 

■大学入学共通テストを「併用しない」方式

 (経済学部の他、文学部、理工学部の一部がこの方式にて実施されます。)

大学入学共通テストを利用せず、学部のアドミッションポリシーに応じた独自の試

験にて実施します。教科・科目等の詳細は、準備が整い次第、公表します。

 

② 一般選抜(全学部日程)

各学部・学科において指定する教科・科目では、「知識・技能」「思考力・判断力・

表現力」の評価に重点を置く本学独自の出題にて実施します。

「外国語(英語)」は、出題の中で「読む・書く」を測り、「話す」ために必要な十

分な語彙、理解度を備えているかを評価します。

 

③ 大学入学共通テスト利用入学者選抜

各学部・学科が指定する大学入学共通テストの教科・科目の成績を利用して評価し

ます。

教科・科目および、出題の範囲等については準備が整い次第、公表します。

「外国語(英語)」は、大学入学共通テストで実施される試験を課すとともに大学

入試センターが認定した全ての英語資格・検定試験を対象として、その結果を加点し

ます。

【主体性・多様性・協働性に関する経験の提出について】

入学者選抜の種別を問わず、出願システムを通して「主体性・多様性・協働性に関する経

験」等を入力することを出願時に求めます。ただし、得点化はいたしません。

提出されたものは、入学後の修学支援の一助とするとともに、今後の各学部・学科の教育

研究活動に活用します。

 

(出典:2021年度青山学院大学入学者選抜について

 

青山学院大学を志望される場合、2021年度大学入試改革(新入試)の影響を受験生は大きく受けることとなります。

まず、現行の入試制度との変更がいまのところないのが経済学部の全学科と全学部統一日程、文学部の一部のみとなります。

また、現在英語外部試験の利用がない事が分かっている学部は経済学部、教育人間学部と理工学部のみとなります。

この他の学部学科については、共通テスト+英語外部試験+大学独自試験の合計点あるいは、共通テスト+英語外部試験によって合否が判定されるようになります。

英語外部試験を用いない入試制度を維持する学部・学科へは、英語外部試験のスコアを取る事の出来なかった受験生が集中することが予想され、受験環境が相当悪化することが予想されます。ゆえに英語外部試験のスコアを全く持たず青山学院大学に合格する事は極めて難しくなるのではないでしょうか。

そのため、青山学院大学の受験に関しては2021年度大学入試改革(新入試)により、英語の外部試験の受験はほぼ必須化したと考えるべきであり、青山学院大学を志望される方はスピーキング、ライティングの学習が新たに必要となると言って差し支えないでしょう。

青山学院大学がどこまで英語ができる受験生を欲しいと思っているのか、そして実際に、早慶上智ICUといった最上位私大ならいざ知らず、MARCHというランクの大学にどこまで英語ができる生徒が集まるのか不明ではありますが、青山大学は英語ができる学生を集めることに舵を切ったのは違いありません。

今後も注意深く青山学院大学の入試情報についてはチェックし、各試験の得点割合や外部試験のスコア換算方法などを確認する必要があるでしょう。