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<2020年8月更新>早慶上智ICU【慶應・上智・ICU】2021年度入試変更点

今回は早慶上智の一角である上智大学の2021年度の新入試に関して見ていきたいと思います。昨年からの変更点と一般選抜入試の入試方式ごとの内容を軸に見ていきましょう。

 

※慶應、ICUはHPで未掲載のため掲載された後で更新します。

 

上智大学

 

一言でいうと?

 

上智大学は2021年度新入試で今まで以上に英語特化、新入試対応をしていきます。

 

具体的にいうと?

 

具体的には外国語の4技能外部検定試験の結果を活用する予定です。またチャンスを拡大するために共通テストを利用した入試方式の新設も行います。共通テスト利用枠に関しては恐らく今まで以上に国立志願者(外語大など)の層を取り込みたいという目論見もあるでしょう。理由としては数学が必須になっているためです。

 

入試方式ごとにどう変わるのか?

 

①TERPスコア利用型
②学部学科試験・共通テスト併用型
③共通テスト利用型

※国際教養学部を除く

 

まず上智大学は入試方式が上記の3つになります。他の大学でよくある「全学部・個別日程・共通テスト利用」とは少し違うため、それぞれの入試方式を詳しく見ていきましょう。

 

①TERPスコア利用型

 

従来は出願資格だった外部検定試験のスコアを独自試験の代わりに使用する点が従来からの変更点になります。スコアに応じて学部・学科ごとに換算点があり、スコアで差がつくようになっています。つまり今まで以上に英語に特化し、得意な生徒が有利に受験をすすめられるようになっています。また、独自試験の選択科目で公民(政治経済など)が選択できなくなったのも大きな変更点の1つです。

 

※学部ごとの試験科目・配点を載せておきます。

※神学部神学科、総合人間科学部心理学科・看護学科では、面接試験を実施します。2段階での選抜とし、第1次試験合格者のみ第2次試験として面接を行い、最終合否判定を行います

 

②学部学科試験・共通テスト併用型

 

次に学部学科試験・共通テスト併用型ですが、こちらは共通テスト3科目のスコアを使用する入試方式になります。学部・学科独自試験科目もあり学部学科に特化したテーマになっています。大学HPにサンプル問題も掲載されています。外部検定試験のスコアにより加点があります。(共通テストの外国語科目の満点である200点を上限)

 

※学科ごとの試験科目・配点を載せておきます。

※神学部神学科、総合人間科学部心理学科・看護学科では、面接試験を実施します。2段階での選抜とし、第1次試験合格者のみ第2次試験として面接を行い、最終合否判定を行います。

 

③共通テスト利用型(新設)

 

最後に共通テスト利用型になります。こちらは2021年度新入試から新設された入試方式になります。共通テストのスコアのみで判定します。また、外部検定試験のスコアを外国語のみなし得点として利用することが可能です。文系科目も数学Ⅰ・Aが必須のため、国立志願者の併願が主になります。

※みなし得点とは

 

 

以下2019年10月時点コラム—————————————–

2019年11月1日、文科省は大学入試での英語民間試験の来年度導入を延期することを表明しました。
以下大学・学部情報は2019年10月時点のコラムになりますので、導入延期を踏まえた新たな情報は各大学・学部のHPをご確認下さい。本コラムでも順次情報を更新していきますので、引き続き本コラムをよろしくお願いします。

 

 

前回は早稲田大学の2021年度大学入試改革(新入試)による変更点について確認しましたが、今回は、慶應大学、上智大学、ICUについてみていきます。学部ごとに対応の異なる早稲田大学とは異なり、慶應上智ICUは学校単位で今回の2021年度大学入試改革(新入試)に対応しています。 

ざっくりと各大学の方針を言ってしまうと以下のようになります。

慶應:現行入試制度からの変更なし

ICU:外部試験入試で使えるテストを増やす

上智:4技能試験必須化、共通テストを使用する入試制度の新設

【慶應大学】

慶應大学は大学入試改革に合わせた受験制度の変更を一切行いません。さすが慶應といったところでしょうか。

慶應の出している告知は以下の通り。

 

1.大学入学共通テストは利用しません。従来のとおり,各学部のアドミッションポリシーに則った入学者選抜を実施します。

2.英語外部検定試験は利用しません。従来のとおり,英語外部検定試験の受検およびスコア等の提出は課しません。将来的な英語外部検定試験の利用については,引き続き検討を行います。

3.学部一般入学試験のインターネットによる出願の際に,「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験について,入力を求めます。

(出典:学部入試制度

 

外部検定試験の採用を検討するとしながらも、大学共通テストは利用しないときっぱりです。確かに、慶應の入試をみればはなから学力の3要素を高いレベルで要求しているので、わざわざ新しい事を取り入れるメリットがないのでしょう。

なお、3については早稲田大学と同様、合否判定に用いられることはありません。単純に出願にひと手間増えるだけでおしまいです。

ICU

ICUはもともと2021年度大学入試改革(新入試)が行われる前から、それに近しい入試方式をとっていた大学です。その為今回の入試改革で何か目新しく行われるものはありません。変更点としては、いままでIELTS(6.5 以上)またはTOEFL(iBT79 以上)の公式スコアを使用していた一般選抜B方式が英語外部試験利用となり 、Cambridge English175 以上)、 GTEC 4 技能版) CBT タイプに限る (1300 以上)が新たに使用できるようになっただけです。

また、全体で250名の募集に対しB方式の募集は10名程度と少なく、たいていの受験生には関係がありません。(出典:入学者選抜制度

 

従来から一般的な入試科目の「英国社」ではなく、「人文・社会科学」または「自然科学」/総合教養【ATLAS/英語(リスニングを含む)という独自の枠組みで入試を実施していますから、こちらも改めて国の実施する新方式に従う必要がないのでしょう。

 

【上智大学】

上智大学は2021年度大学入試改革(新入試)を大幅に受け入れる大学の一つです。国際教養学部を除くすべての学部の入試制度で英語外部試験、共通テストのどちらかあるいは両方を用いた入試方式が採用されます。

 

制度変更の柱は、次の2点です。

 

1 全方式において、英語4技能を測定する外部検定試験結果を活用

TEAP のスコア利⽤⽅式、CEFR レベルに応じた得点換算方式)

2 「大学入学共通テスト」(英語外部検定試験含む)を導入した選抜方式を新設

 

新しい制度の下では3つの方式の一般入試が実施されます。

 

1TEAP スコア利⽤型(全学統⼀⽇程⼊試)

事前に受験したTEAP、または、TEAP CBTのスコアと、独自の教科・科目試験の結果で、総合的に合否判定を行う選抜方式です。なお、英語の独自試験はTEAP/TEAP CBTによって代替されるため行われません。

TEAPスコアは得点換算され、取得した学部独自試験に加算されます。なお、このスコアは2019年度、2020年度の受験分が利用可能であるため、国の成績システムを用いません。

 

2】学部学科試験・共通テスト併用型

大学入学共通テスト、英語外部検定試験、学部学科試験の3つの試験結果で、総合的に合否判定を行う選抜方式です。英語外部検定試験結果をCEFRレベルごとに得点化し、大学入学共通テストや本学独自試験の合計点に加点する形で合否判定に用います。この英語外部試験結果は大学入試英語成績提供システム経由での提出分のみ有効となるため、前述のTEAP スコア利⽤型と混合しないように注意してください。

 

3】共通テスト利⽤型

大学入学共通テスト、および、英語外部検定試験結果のみで合否判定を行う選抜方式>です。英語外部検定試験結果をCEFRレベルごとに得点化し、大学入学共通テストの合計点に加点する形で合否判定に用います。 英語外部検定試験結果は大学入試英語成績提供システム経由での提出分のみ有効となるため、前述のTEAP スコア利⽤型と混合しないように注意してください。

(出典:2021年度一般選抜制度のご案内

 

上智大学は、自身が実施しているTEAPを除き、成績システムを使用する方法を取っているようです。

最上位私大である早慶と上智ICUについてみると、上智大学を除き国の方針にがっつり従おうとする大学は見られませんでした。

2021年度大学入試改革(新入試)により、大きく受験制度が変わるといわれていますが、最上位私大に関しては結局のところ大人の事情を加味しつつ、各々の大学の利害にのっとって入試制度を変えているという印象です。

入試改革に関して多くの方が身構えている中かとは思いますが、最上位私大の入試については「いままでとあまり変わりません」。

 慌てず騒がず、今までの合格されていった諸先輩方の学習を参考にしながら、学習を継続していきましょう。

新大学入試に向けたDIETSTUDYの取り組み

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