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【8】なぜ途中であきらめるのか?

こんにちは、福岡天神校の村山です。

前回は「ゼロからMARCHが難しいのは途中であきらめるからだ」という結論で終わってしまいましたが、今回はその続きを考えていきます。

 

以下は私の個人的感想ですが、上記結論のような“現実”をなんとなく感じつつ、物分かりがよく記憶力も十分にあるにもかかわらず途中であきらめてしまう生徒を何人も見ているうちに、「大学受験は学力だけの問題ではない」という考えがいよいよ強くなっていきました。また、これは多くの人が実例を見たことがあると思うのですが、部活を一生懸命やってきた生徒は引退後に爆発的に成績を伸ばすということがよくあります。中には文武両道でもともと学力が高かったという人もいるでしょうが、本当に悲惨な状況から始めて現役は無理でも一浪、一浪でダメでも二浪まで頑張って結果を出すという生徒も実際に見てきました。部活でなくとも、趣味であったり習い事であったり何かを続けてきた経験がある生徒の方が受験結果が良い傾向は明らかでした。頑張り屋さんは何でも頑張ると言ってしまえばそれまでなのですが、この違和感はなんだろうと考え続けている中で、以下のようなイメージに至りました。

 

まず、「ゼロから」の厳しさについて書いたときに中学段階の知識が全科目に渡って致命的に欠けている状態と定義したのですが、このことからもわかるように私たちは「学力」だけを軸にした視点で大学受験を考えがちです。つまり、グループCとグループDを同一視しています。大学入試は学力を問うものですので当然と言えば当然です。しかし、実際には学力ともうひとつ、「集中力、粘り強さetc」のような軸を設定しないと状況は把握できないと考えるようになりました。正確性はさておき、いったんこの図で考えてみると多くのことがすっきり理解できるようになります。

 

グループAの生徒はいわゆる優等生で、学力も意欲も高く何事も粘り強くやり抜く生徒たちです。グループBはグループAから脱落した生徒層で、中高一貫進学校の下位層というイメージがぴったり当てはまります。グループCはまさに先ほどの部活などを頑張ってきた生徒たちで、学力は低いものの粘り強く物事に取り組むことができます。グループDは学力も粘り強さも足りておらず、前回の記事で書いた「途中であきらめる」生徒たちであり、本当の意味で「ゼロから」の生徒たちです。

 

「まあそうかもしれない。で、このグループ分けに何か意味あるの?」というツッコミが入りそうなので結論を急ぎますと、「ゼロからMARCH」を考える際にはグループBとDの間に越えられない壁があるのではないかということです。

 

 

いろいろ書き込みすぎてしまいました。

言いたいこととしましては、一般に「ゼロからの大学受験」とか「逆転合格」とか言われているものは上図の赤ラインで示されている部分のことで、その方法論がいかに詳細でもそれをそのまま真似してグループDからの逆転合格はないのではないかということです。また、この視点で考えると、周囲からは「途中であきらめる」ように見えた生徒たちも実は努力自体は相当に積み重ねていて、ただその方向を間違えていただけとも考えられるのです。そうだとすると非常にかわいそうな事態です。

 

ここで終わればただの思い込みと言われても仕方ないのですが、我々はこの仮説を基にさらに一歩進め、塾の授業に新しい概念を導入することにしました。それが「合格マインド」です。逆転合格を実現する超圧縮カリキュラムを中心とした学習メソッドに加えて、さらに合格マインドを組み込むことで「ゼロからMARCH」を真剣に目指す層に応えようと考えているのです。

 

長々書きましたが、このような事情を前提条件として共有したうえで、次回は「ゼロからMARCHの現実」についてもう少し詳しく書いていきたいと思います。興味のある方はお付き合いいただけると幸いです。

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