~名川塾長&塚田先生のDSメソッド対談ブログ~第5弾【DSメソッド講師編】

塚田)今回はDSメソッド講師編です。

まず、議論の前提としてDSの講師についてざっくり説明すると、その特徴は大きく分けてふたつあります。ひとつは「ひとりの講師が英語・社会・国語の全科目を教え、面談まで実施すること」。もうひとつは「全講師が同じ対話式スタイルで、同じクオリティの授業を行うことができること」です。

 

名川)説明ありがとう。

考えてみるとこれもかなり特徴的だよね。おそらくこんな特徴を持っている大学受験塾は日本で…

 

塚田)あ、そのくだりもういいです。

 

名川)え?

 

塚田)「日本で唯一」シリーズですよね?

それもう大丈夫です。

 

名川)あ、そう。飽きたの?

まあDSが日本で唯一ばかりなのは必然だよね。

 

DSの講師は3科目+面談まですべて1人で実施

塚田)そうですね。

入塾面談では「ひとりの講師が三科目すべて教えることができるなんてすごいですね」とよく言われます。特に大手予備校で失敗してDSに来た浪人生は驚きますね。

 

名川)そうね、たしかに普通じゃないよね。

大手予備校だと英語は文法・長文、国語は現代文・古文・漢文とわかれていて、社会や季節講習も入れると年間通して少なくとも10人前後の講師に教わることになる。

 

塚田)大手予備校の場合、各講師が専門分野の院卒であったりと、専門性とキャラで勝負していますよね。これは一見よいことに思えますが、実はいくつかの問題をはらんでいます。

 

名川)ほうほう。たとえば?

 

塚田)まず、塾の構造として、専門性の高いパフォーマンス型の授業を行って自分の授業に生徒を集めると評価が上がる、つまり、給与が上がるという現実があります。

 

名川)なるほど。前も言ってたね、そんなこと。

で、今回はそれの何が問題なの?

 

塚田)大きくふたつあります。

一点は、はたしてそれが生徒の成績アップに直接的につながるのかという問題。もう一点は、仮に担当科目の成績が上がったとしても、それが志望校合格に直結するのかという問題があります。

 

名川)おお、相当考えてきてるねえ。指摘が鋭い。

もうちょっと具体的にいける?

 

塚田)まず、院卒ほどの専門性の高さって東大や医学部のような超上位層以外の大学受験には不要なんですよね。たとえばDSでは英語を五文型から教え始めるわけですが、五文型に専門性はないですよね。

 

名川)ないね。中2でも理解できると思うよ。

 

塚田)英語の場合は、その基本ルールを使って生徒が実際に英文を読んでいくことが重要です。だからDSでは生徒に毎日読み込みを課しているわけですが、生徒が勉強することと、講師が専門家であることは本来関係がないんです。

 

名川)たしかに。

DSでは「生徒が勉強する」という視点を大事にしてるよね。当たり前のことだけど、受験するのは講師ではなく生徒だから。

 

塚田)そうなんです。

これは詭弁でもなんでもなくて、講師がTOEIC990点満点とか本当にどうでもいいんですよね。勉強するのも受験するのも生徒なので。大事なのは「生徒が10ヶ月でどこまで成績を伸ばせるか」という視点で大学受験全体をみることです。

 

名川)そうだね。

その意味でDSの場合だと講師はMARCH以上の大学を卒業しておけばOK。

ところで講師に異常なまでの専門性を求めるのって、大手予備校が東大合格者の数を競って、その増減が予備校としての優劣だと考えてる問題と同根だよね。

 

塚田)はい。

ただ、その話をすると脱線してしまうのでまた別の機会にしましょう。

 

名川)おっけー。

じゃあ話を戻して、成績が上がったとしても志望校合格に直結しないというのは?

 

塚田)たとえばゼロから受験勉強を開始した生徒に日本史の講師が4月から毎日10時間日本史の勉強をやれと指示したとします。そうするとたぶん成績は上がるんですよね、圧倒的に。

 

名川)まあ毎日10時間もやれば。

 

塚田)はい、それだけやれば夏の模試で日本史の偏差値70になると思います。

ただ私大文系で一番重要な科目は成績が上がるのに時間がかかり、配点も高い英語です。毎日10時間も日本史をやっていては英語の成績は伸びません。

 

名川)そういうことね。

日本史の成績が上がればその講師の評価は上がり、給料も上がる。しかし生徒の志望校合格からは遠ざかっている可能性があると。

 

塚田)これは多くの塾・予備校の構造的問題で、講師が頑張る方向と生徒の進むべき方向が微妙に、でも致命的にズレてるんですよね。その点、DSはひとりの講師が三科目すべて担当することで、DSメソッドをベースに生徒の志望校合格だけを目指して指導することができます。

 

名川)DSの講師はみんなMARCH以上卒ではあるけど、予備校講師のような専門分野も持たない。だけど、10年以上かけて「生徒の成績を上げる」というただ一点に集中して作りあげてきたDSメソッドをベースに、英語・社会・国語を指導し、MARCH以上合格に導いている。

 

塚田)それに加えて、メインで担当しているDSの講師に質問・勉強法の相談をしたり、進路面談を直接できるのはとてもいいことだと思います。

 

名川)数字では表せないけど、三科目すべて教えることで発生する「責任感」というのも大きいよね。絶対受かってほしいもんな。

 

大手予備校は生徒1人に複数の人が関わる「複雑なシステム」

塚田)はい。

大手予備校や塾だと科目ごとに講師がいて、質問に答えるのは大学生アルバイトのチューター、授業提案・進路相談は営業担当の正社員がいる仕組みで、ひとりの生徒に対して複数の人たちが関わる複雑なシステムになっています。

 

名川)もはや何を誰に相談していいのかわからないね。

教えるのは科目ごとの講師で、質問に答えるのは大学生アルバイトのチューターまでは理解できるよ。わからないのは授業提案・進路相談をする営業だね。そのひとは何者なの?授業をしてないなら生徒のこともわからないと思うんだけど。

 

塚田)生徒に授業を取らせるのが営業担当です。

生徒のことは模試の偏差値など数字だけで判断します。通常授業に加えて季節講習にはたくさんの授業を取らせるために三者面談や保護者面談を組み、近況報告をしつつ授業提案を実施します。営業には大きなノルマがかけられているため、目標達成のために不要な授業を提案するケースも多々あります。

 

名川)ふーん。

でもこれって営業する人も大変そうだし生徒・保護者側にとってもいいことなくて、関係者全員にとってメリットなさそうだけど。

 

塚田)いやいや、塾の売り上げが上がるじゃないですか。

 

名川)手間ひまかけてそこかー。

塾を名乗りつつ生徒がどうでもいいって態度ならやってることは単なる営業活動だね。

 

DSは提案営業一切なし!成績を上げることだけに特化したシステム

塚田)その点、DSは生徒のMARCH以上合格のためだけにシステムを作っているから、講師は教えることにだけ専念できるし無駄がありません。

 

名川)その営業の人もノルマ達成のために不毛な面談をやるくらいなら、その時間と労力で生徒の質問に答えたり、補講をやった方が成績は確実に上がるのにね。ついでにその人自身の満足度も上がる。

 

塚田)そうなんですが、基本大手にその発想はありません。

DSは年間の授業料以外に追加でいただく料金はいっさいありませんが、これは教えることに専念するために必要不可欠なことです。講師が営業のことを考えなくていいので、生徒と利害関係なく接することができます。

 

名川)実際、面談では生徒のこれからの伸びしろを踏まえて、どの大学・学部が合うかなど、率直に話ができてるよね。

 

塚田)そうですね。

まとめると、ひとりの講師が英語・社会・国語の全科目を教え、面談まで実施することは、生徒がMARCH以上に合格するうえで大きなメリットになっていると言えます。

 

名川)では、そろそろふたつめの特徴である「全講師が同じ対話式スタイルで、同じクオリティの授業を行うことができる」ということに話を移そうか。

 

塚田)同じクオリティを維持できる大きなポイントは、テスト中心の授業進行だと思います。

 

テスト中心の授業進行で、全講師が同じクオリティを維持できる

名川)「生徒にとって何が一番いいか」という視点で全部ゼロから考えている。そのときに、細かく範囲を絞ってテストしていくことは絶対に外せないと思った。

 

塚田)テスト、テスト、テストですよね。

 

名川)勉強習慣がない子って、そもそもまず「何が勉強なのか」からわかってない。机に向かって紙に字を書けば勉強だと思ってる人はけっこういるね。

俺も気持ちはわからないでもないけど、それじゃいけないよね。

勉強というのは「すべて頭の中に叩き込むこと」で、それ以外は勉強ではない。まずはこの意識を徹底して伝えていきたくて、そのためにはひとつひとつ丁寧にインプットとアウトプットを突き合わせる練習をしないといけないという結論に至っている。

 

塚田)そうなるとやはりテストですね。

 

名川)そう。

で、そうやってテストを作成していると、あれもこれも確認したいということになって、毎日テスト中心で授業が進んでいくことになっている。

 

塚田)毎日テストと聞くと大変そうなイメージですが、そのうち何割かは復習テストですし、すべてカリキュラムで細かく範囲が指定されていて抜き打ちテストや実力テストはありませんので、本当に「淡々と」進んでいきますよね。

 

名川)そうだね。

その「淡々と」進んでいくところが、講師が同じクオリティを保てる大事なポイントなんだ。DSの授業には講師がフリートークをする時間がほとんど設定されていない。日々やるべき事項が細かく決まっていて、授業は電子黒板に全クラス同じデータを投影して進めていく。多少の冗談ならはさむ余地はあるけど、基本的に誰がやっても「淡々と」「同じ授業内容が」進んでいくようにできている。

 

塚田)そうですね。

塾長が担当した生徒と他の講師が担当した生徒の間に平均点の差はほとんどありません。なんなら塾長のクラスの方が低いことさえあります。

 

名川)まあ、やるべきことをきちんとやったら、あとは同じ。自分のクラスの成績が悪いと個人的にはちょっと悲しいけど、システムとしてはよくできてる証拠だと思う。

 

塚田)僕もそう思います。

これはある意味でカリスマ塾長より全然すごいことですよ、元気出してください!

イケメン塾長!

 

名川)いやいや、へこんでないから!

それで、もうひとつ講師が同じクオリティを保てる秘密は実は対話式授業そのものにあって、対話式というと普通は個人差が大きいと思うよね?

 

「根拠を聞く」ことで、全講師が同じクオリティを維持できる対話式授業

塚田)そうですね。

話すことを一言一句同じにすることは不可能ですし、対話は生き物ですから、個人差は自ずと大きくなるはずです。

 

名川)たしかにひとつひとつの発言という意味ではみんな全然違うと思う。そんなところまでマニュアル化することはできないし意味もないし。でも、対話の「内容」という意味では同じにすることができる。

 

塚田)どういうことでしょうか?

 

名川)まず、DSでの対話というのは会話と違って、「質問と応答」のことなんだよね。講師が自由に思いつくままに話すことでは決してない。そして、対話では「なぜその答えを選んだのか」、その「根拠を聞く」ことが厳格なルールになっている。

 

塚田)なるほど。

見えてきました。「なぜその答えを選んだのか」の聞き方は各自違ったとしても、「根拠を聞く」という意味で内容は同じということですね。

 

名川)そう。

生徒の応答次第ではその後のやり取りも変わるけど、それでも「根拠を聞く」という部分は誰がやっても変わらないし、解答の根拠自体は誰が教えても基本的に同じ。だから、DSでは各講師が同じクオリティを保つことができてるんだ。塾長が平均点で負けるくらいにね。

 

塚田)あ、まとめます。

DSではテストを中心に「淡々と」授業が進行していき、また、対話式では「根拠を聞く」ということを徹底しているため、各講師が同じクオリティを保てているということですね。

 

名川)そういうこと。

マンパワーはあるに越したことはないけど、それに頼らない仕組み作りの方にこれからも注力していくつもりだよ。

 

DS講師陣の最大の特徴はMARCH以上合格への熱い想い!

塚田)ひとりの講師が三科目教えて進路指導するメリットも、同じクオリティで指導できる秘訣もわかりました。ただ、さんざんメソッドを語っといてなんですが、個人的にDS講師陣の一番の特徴は、全員が生徒のMARCH以上合格に強いこだわりと熱い想いを持って指導することにあると思ってます。

 

名川)おお、最後にちゃぶ台返してきた感はあるが。。。

DSの理念が「生徒をMARCH以上合格に導くことで、人生の選択肢を広げる」だからね。その理念に共感してくれている講師しかいないのはたしかだと思う。

 

塚田)これだけ想いを持って、生徒一人ひとりに接している大学受験塾ってほかにないと勝手に思っています。そんな講師が集まっていることがDSの一番の魅力なのかもしれませんね!

 

名川)そうだね!よくまとまった対談でした!