~名川塾長&塚田先生のDSメソッド対談ブログ~第1弾【DSメソッド編】

名川)今回から5回に渡ってDIET STUDYの合格メソッド、略して「DSメソッド」に関して話していこう。

 

塚田)はい、DSメソッドの1番の特徴としてはやはり「超圧縮カリキュラム」ですよね。

 

名川)私大文系専門の塾と言えば増田塾があるけど、DSの感覚から言うと私大文系専門の特徴を生かせてないんだよね。

 

私大文系専門の特徴はカリキュラムにあり!

塚田)増田塾に通ってた生徒にカリキュラムを見せてもらうと、大手予備校より授業数・時間が少ないだけで、あとは強制的に自習させてるイメージですよね。

 

名川)おそらく「私大文系の勉強のメインは暗記で、強制自習で暗記させるから成績が上がる」という考え方なんだと思うけど、ゼロから大学受験勉強を始める生徒が自習だけで成績を上げるのはとても難しい。これは実際にやってみれば誰でもすぐに気付くと思う。

 

塚田)そうですね。

私立文系志望は国公立志望と違って「一念発起型」の受験生が多いので、やる気はあっても基礎学力や勉強習慣がない、もっと言えば暗記のやり方さえ分からないという生徒も決して珍しくありません。この層が強制的に自習させられたところで結果は見えています。

 

名川)そう。で、私立文系に特化する意義ってそこをなんとかすることだよね。

断言するけど、その問題は強制自習では解決しない。だからこそ、DSはゼロからの生徒をMARCH以上に合格させるために、私大文系の配点と科目特性を最大限考慮して、練りに練ったカリキュラムを作り上げてるというわけだよ。

 

塚田)大まかに言うと、配点が高く、伸ばすのに時間がかかる英語と、暗記のみで点数になる社会に重点を置いて、勉強量に対しての費用対効果が低い国語は最後に一気に仕上げるカリキュラムですね。特に「入塾から最初の1カ月半は英語のみ週3回授業」というのはかなり特徴的なカリキュラムです。

 

名川)ゼロからという意味でもっとも厳しいのは断トツで英語だからね。英語は中学2年生レベルから始めて、しかも理屈で理解するだけでなく、きちんとそれを使いこなせるまで集中して練習する必要があると考えてる。

 

授業開始1カ月は英語のみ指導!

名川)英語は、おおざっぱに言っても「語彙」「読むための文法」「文法問題用の文法」「慣れ」を養ったうえで繰り返し「演習」を行わないと得点にならない。だから伸びるのに相当な時間がかかる。そのうえ配点ももっとも高いということを考慮すると、自ずとまずは英語のみ集中的に教えて、文法の基礎と長文の正しい読み方を徹底的に指導するという流れになるよね、普通に。

 

塚田)はい、普通に考えてそうなると思います。

そして、英語と並行して、5月中旬からは暗記のみで得点になる社会を9月中旬までに全範囲を教える。社会は暗記科目とはいえ、ゼロからの生徒を対象にしているので授業内で暗記して合格しないと帰れない「STO30(その場で・とりあえず・覚える、重要語30)」も実施しています。

 

名川)そのネーミングセンスはどうかと思うけど、DSではできるだけ授業内で覚えるということも常に意識させているし、自習の効率を上げるために暗記の方法を受験勉強に即して丁寧に説明したプリントも社会の授業開始時に配布している。その心は、とにかく「生徒が覚える」ということにこだわりたいんだよね。講師の知識や昔の点数自慢ではなくて。

 

塚田)命名したのは塾長です。

さておき、DSが「生徒が覚える」ということにとことんこだわっているというのはたしかにそうですね。

 

名川)予備校の社会の授業って、社会オタクみたいな講師が面白おかしい小ネタを話しながら授業をするから確かにおもしろい。

 

塚田)いわゆるホワイトボード芸人ですね。

 

名川)そう。ただ、当たり前なんだけど本質的に社会で重要なのは小ネタではなく、「入試で何がどのように出題されるか知ること」だよね。あの手の芸風の最大のデメリットは進行が非常に遅くなることで、それは「生徒が覚える」という観点からは致命的にマズい。

 

塚田)DSの社会ってネタ的な話もたまにはありますけど、基本的に何がどう出るかをストレートに生徒にインプットさせる授業形式ですよね。淡々と。だからこそ、社会の全範囲が5月中旬に始めて9月中旬には終わるスピード感が出せています。

 

名川)暗記の成否は「反復回数」にかかってる。1回見ただけで覚える人は天才、2,3回で覚えてしまう人は相当な秀才だけど、3回で覚えられないなら4回、4回で覚えられないなら5回やればいい。天才や秀才である必要はなくて、大事なことは「何回も反復すること」と「その時間を確保すること」。そこから逆算すると、今の教え方にたどりつく。

 

塚田)これだけ反復してテストで書かされてる受験生って日本全国探してもそうはいないと思います。レギュラーテストで教科書全範囲を5周もしますし、筆記テストですから、ざっと計算しても軽く10000問以上書かされています。

 

名川)そう。だからDSのセンター試験社会の平均点は毎年安定して90点前後なんだろうね。特に合格保証対象者だと“90点を越えない方が珍しい”という、ある意味で奇妙な状態を作り出すことに成功してる。わからないけど、日本一かもしれない。

 

塚田)全国平均点が例年60点前後であることを考えると、なかなか恐ろしい事態です。

 

名川)面談でも「なんで社会の点数がそんなに高いんですか?」「最初から得意な子が多いんですか?」と聞かれることが多いんだけど、特別なことは何もなくて、単に勉強量が凄まじいだけというね。そう言うと皆さんだいたい納得してくれる。

 

塚田)シンプルイズベストですね。

そしてその怒涛の社会集中期間が9月中旬に終わると満を持して国語が始まり、週3回の授業が英・社・国の1回ずつになります。

 

名川)国語の開始時期が遅いとやたら気にする人がいるけど、その手のタイプは国語のこともそうだけど、そもそも受験のことがよく分かってない。合格ボーダーラインが70%なら全科目で満遍なく70%取ろうと思ってるタイプというか。

 

塚田)たしかにそういう受験生は多いですね。そして全部が中途半端なまま入試に突入して見事に玉砕する流れです。

 

名川)多くの塾や予備校がそのように指導してるから受験生としては仕方ない部分もあるんだけどね。

 

塚田)なぜか4月からガチで漢文、とかですね。

そこまでいくと悲劇を通り越してちょっと面白いですが。

 

名川)そうそう。話戻って、国語を9月中旬、英語・社会の仕込みが全て完了した後に教え始めるのは、一言で言えば、「3科目トータルでの合格を狙っているから」ということになる。

 

塚田)国語って勉強量に比例して成績が上がる科目ではないですもんね。

国語は合格ラインまで取れるように必要最低限の指導をして、配点の高い英語と、確実に成績が上がる社会でアドバンテージをとって合格する戦略がDSメソッドです。

 

名川)国語も勉強すれば成績は上がる。そして、国語は全ての科目の基礎だから重要という意見もある。もちろん上がるし重要なんだが、ものすごく時間がかかる。で、「10ヵ月で逆転合格」という枠組みで真剣に考えたときに、優先順位はどうしても低くなるという話だよね。

 

ゼロから始める生徒がターゲットのDSメソッド

名川)そういうわけで、DSメソッドのポイントは「ゼロ」の生徒を「10か月」でMARCH以上に合格させるために、科目ごとの優先順位をつけてカリキュラムを組んでいること。配点と科目特性を考慮してカリキュラムを組んでいる大学受験塾は日本でDSだけだと思ってる。

 

塚田)だからこそ、私大文系専門のカリキュラムを届けることが出来るのは価値があるということですね。

 

名川)そうだね。やる気はあるけど何から始めていいのかわからないという、「ゼロ」から始める人の役に立てればいいなと思う。

 

塚田)DSメソッドの話がまとまったので、これから英語・社会・国語の各科目における詳細な指導メソッドの話に移ります。まずは英語です。

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