【2020年6月更新】2021年度大学入学共通テスト!コロナの影響でどう変わる?

共通テストが受ける影響

コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、共通テストの日程にも変更が加えられる予定です。

今回のコラムでは「共通テストがどのように変わるのか?」3つの視点でお話していこうと思います。

1.共通テストの日程

2.共通テストの問題傾向

3.共通テストの合否判定

 

1.共通テストの日程

日程はコロナウィルスの影響で従来の「本試験+追試験」から下記の通り変更になります。

大学入学共通テスト日程

・第1日程:2021116日・17
・第2日程:2021130日・31


※第1日程の追試験のほか、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを理由に出願時から第2日程を選択することが可能


・特例追試験:2021213日・14

※第2日程を選択した志願者が疾病などを理由に受験できなかった場合に備え、特例追試験を実施

受験資格

2日程を選択できるのは、コロナウィルスの影響を受け学業に遅れが出た受験生。

つまり現役生のみで既卒生は含まれないとの認識を萩生田文部科学相は示しています。

・既卒生(浪人生):第1日程のみ受験可能

※既卒生でも新型コロナウイルス感染症の罹患などを理由に、第1日程で受験できなかった志願者は追試験として第2日程で受験することが可能

2.共通テストの問題傾向

ここで問題になるのは浪人生が第1日程で固定され、現役生は最初から第1日程でも第2日程でもどちらも選ぶことが出来るという点です。今後第2日程の出願資格に関する詳細は文科省から要綱が出されますが、萩生田氏は「基本的には両方選べるようにしたい」と述べています。つまり必然的に

1日程:浪人生
2日程:現役生

という構図が出来上がる可能性が高いわけです。

なぜなら、第2日程を選んでおけば、例年の解答速報などが当日中に出ることから第2日程を受ける生徒は第1日程の問題、出題傾向が分かった状態で、第2日程を迎えることが出来るからです。これは旧センター試験の位置付けの共通テストが本来持っていた、「同じ試験結果で複数の大学に併願出来る」という良さを根底から崩すことになります。それがまさに3つ目の「合否判定」に繋がってきます。

 

3.共通テスト利用枠の合否判定

なぜ「同じ試験結果で複数の大学に併願出来る」という良さを根底から崩すことになるかというと先述したように、公平性やバランスが日程変更で難しくなったことから、大学側の合否判定も不透明になることが明らかだからです。

・例年と違い第2日程の出願者の結果を見ないと合否判定が出せない

・合否判定を出すのが遅くなり、個別試験含めたトータルの合格者のバランスが読めない

※大学側がそもそも受験者動向を読むのが難しくなる

まとめ

「共通テストがどのように変わるのか?」というテーマに関して3つの視点でお話してきましたが、日程が変わり、問題傾向など公平性に課題が残り、合否判定が不透明になることは明らかですね。

今後の動向に注目です!