【2020年10月更新】高校の偏差値70の高校から行ける大学はどこ?

今回のコラムでは「高校の偏差値〇〇だったら行ける大学は〇〇大学 or 〇〇ランクの大学まで」というテーマでお話ししていきたいと思います。第5弾の今回「高校の偏差値70の高校から行ける大学」でお話ししていきたいと思います。

 

◇モデル(実在する高校を各地域から同じ偏差値帯で選出)

 

東京都立:T高校(偏差値71)
→MARCH以上進学率45.2%

 

千葉県立:C高校(偏差値74)
→MARCH以上進学率63.6%

 

埼玉県立:S高校(偏差値72)
→MARCH以上進学率21.3%

 

早速ですが、首都圏近郊の各地域の実在する高校をモデルに実績を算出しました。実際に下記に各地域の同じ偏差値帯の高校の一覧を載せておきます。モデルにした高校もこちらの一覧の中からピックアップしています。

 

◇各地域の70~75の偏差値帯の高校一覧

 

東京都立

 

国立、日比谷、西、戸山、青山、八王子東、立川

 

千葉県立

 

県立千葉(普通)、県立船橋(普通)、県立船橋(理数)、東葛飾(普通)、千葉東(普通)、佐倉(普通・理数)、薬園台(普通)

 

埼玉県立

 

大宮(理数)、県立浦和(普通)、大宮(普通)、春日部(普通)、浦和第一女子(普通)、市立浦和(普通)、県立川越(普通)

 

◇MARCH以上の実績を確認

 

次に先ほどモデルにした各地域の高校の過去3年間の実績もご紹介します。またMARCH以上の基準は下記の通りです。

 

※MARCH以上=早稲田・慶應・ICU・上智・明治・青山学院・立教・中央・法政・学習院・成蹊・東京女子・津田塾・関西・関西学院・同志社・立命館

 

◇進路に占めるMARCH以上比率

 

東京都立:T高校(偏差値71)のケース

 

 

※東京都立T高校と千葉県立C高校は早慶上理(早稲田・慶應・上智・東京理科)とMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)以外の私立大学(今回のMARCH基準である関西・関西学院・成蹊・津田塾・東京女子・同志社・立命館)の詳細データがないため、集計した比率よりも実際のMARCH以上比率の割合は高くなります。

※東京都立T高校は「合格総数」(指定校推薦やAO推薦等も含まれる)で公表しているため、併願率の2で割って延べ数ではなく実進学数を算出しています。また「志願者併願率」(延べ志願者数÷実志願者数)はMARCHの総合格者数と入学者数から算出できます。

 

千葉県立:C高校(偏差値74)のケース

 

 

※千葉県立C高校は「合格総数」(指定校推薦やAO推薦等も含まれる)で公表しているため、併願率の2で割って延べ数ではなく実進学数を出しています。また「志願者併願率」(延べ志願者数÷実志願者数)はMARCHの総合格者数と入学者数から算出できます。

 

埼玉県立:S高校(偏差値72)のケース

 

 

※埼玉県立S高校は2020年の実績を「進学実績」で公表しているので実数になります。2019年と2018年は「合格総数」(指定校推薦やAO推薦等も含まれる)で公表しているため、併願率の2で割って延べ数ではなく実進学数を算出しています。「志願者併願率」(延べ志願者数÷実志願者数)はMARCHの総合格者数と入学者数から算出できます。

 

◇考察

 

上記表を確認して頂くと高校によって数字のばらつきが大きいと思いますが、「進学実数」と「合格総数」で算出されているため、多少乖離が発生しています。ですが、全体を通して共通して言えるのは高校偏差値70以上の高校のほとんどが「国公立進学」が3割前後、「私立大学」進学が4割前後、「浪人」が3割前後という高校がほとんどです。例えば、今回モデルにした都立T高校や千葉県立C高校、埼玉県立S高校は公表されているデータで都立T高校の2020年3月卒業の生徒の進学比率は国公立進学が25.2%、私立大学進学が44.9%、浪人選択が29%となっています。千葉県立C高校も2020年3月卒業の生徒の進学比率は「大学進学」(国公立進学と私立大学進学合算)が69.5%で浪人選択を含むその他が29.5%になりますので同じような比率になっています。埼玉県立S高校の2020年3月卒業の生徒の進学比率は国公立進学が26.1%、私立大学進学が37.9%、浪人選択を含むその他が37.0%となっています。このように各地域のモデルとしてピックアップした3校を比較してみても、進学比率は似た数値になっています。

 

つまり今回のモデルと同じ偏差値帯、高校偏差値70以上の高校に通っている生徒さんは学校の中で真ん中以上の成績がキープできていれば、問題なくMARCH以上の大学に進学できるということです。言葉を選ばずにいうならば、下位3割よりも上に位置していれば、現役でMARCH以上進学が果たせるというわけです。もちろん大半が国公立進学や最難関私大である早慶上理を目指しているでしょうから、「MARCH」以上というラインがあまりメリットに感じなかったり、イメージがわかなかったりするかもしれません。ただ「絶対に〇〇大学より上の大学を目指す!」など下のラインを決めておくと、より勉強に対する集中力や継続力に繋がりますので、オススメではあります。

 

その上で確実に現役で「MARCH以上」進学を果たしたい方に少しでもお役立ちできる情報をお伝えしておきます。ここからは簡単に塾・予備校選びの軸をどう置くか、どのような予備校があるのかを簡単にご紹介していきます。まずは下記に大学受験塾・予備校のカオスマップを載せておきます。

 

 

 

これは大手から中堅、個別指導までの世の中の塾・予備校をカテゴリーごとに分類したカオスマップです。様々な種類の塾・予備校が存在するので、まずはどんな種類・システムの塾・予備校なのか知ることが重要です。そして自分の現在の学力や勉強習慣、特性に合わせて最適な塾・予備校を選ぶことが非常に重要です。また、目指す大学のレベルのよっても変わってきます。

 

次にそれらを簡単にまとめた塾・予備校のポジショニングマップを載せておきます。

 

 

上記図をご覧いただいて分かるかと思いますが、今回モデルにした偏差値70以上の東京都立T高校(偏差値71)や千葉県立C高校(偏差値74)や埼玉県立S高校(偏差値72)で考えた時にMARCH以上に合格している生徒は学校全体の下位3割(3割前後浪人している所からの算出)より上に位置する生徒さんになります。もちろん、MARCH以上に合格した上で、どうしても国公立に進学したいと浪人を選択する生徒も高校偏差値70以上になってくると多くいらっしゃると思いますので一概には言い切れませんが、目安で考えていただければ問題ないと思います。もちろんその一以上にいる生徒は確実に勉強習慣もあり、個人偏差値55以上あると思いますので、自分自身の目指す①大学のレベル②自身の抱える科目特性の課題③どのような授業スタイルが自分にあっているかの3点の軸で塾選びをすると良いでしょう。集団で競争意識の中やりたいと言う方は大手予備校のスタイルが良いでしょうし、自分のペースで管理していきたいという話であれば、衛星予備校も選択肢の1つになってきます。

 

では高校偏差値70以上の高校に通いつつ、1.2年生の時に思い切りサボってしまったり、部活動に打ち込み過ぎて基礎が抜けてしまって個人偏差値55以下の状態の生徒さんはどうすれば良いか?恐らく大手予備校の一方通行の授業だと自力で消化しきれずついていけなくなってしまうことが予想されます。そのほとんどが前述したように高校1,2年生の時の基礎が抜けてしまっているからです。また部活動に打ち込んできた場合も直近の勉強習慣がないのも要因のひとつになります。そういった場合は個別指導塾で学校の授業の範囲でいう高1や高2の基礎レベルから丁寧に指導してもらい、自分の弱点を克服しながら目指すカタチになります。ただ個別指導の場合は元々高校受験や中学受験が専門であるため、大学受験の膨大な範囲が終わることがほとんどなく、現状の学力からだと狙える大学は大東亜帝国レベルになってきます。そんな中どうしても「せっかく進学校に入学したし、現役でMARCHより上(早慶上理)を今から狙いたい!」という逆転合格を目指す受験生の方は是非弊塾「EDIT STUDY」を検討してみて下さい。早慶上理を目指すにせよ、MARCH以上を目指すにせよ、抜けてしまっている「高校1.2年の基礎」は非常に重要になるからです。

 

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