【学習院・成蹊大学】2021年入試変更点

こんにちは。

早慶上智ICU、MARCHの入試改革への対応を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

特にMARCHは一発逆転が狙える上位大学群であるだけに今後の動向に注目をしたいところです。

さて今回からは、MARCHと同難易度の学習院大学、成蹊大学ついてみていきたいと思います。ザックリとまとめた各大学の対応は以下の通り。

学習院大学:個別試験を維持、共通テスト利用枠を新設し、国の4技能試験は使用しない

成蹊大学:一般入試において4技能試験を利用

 【学習院大学】

現行の入試制度を概ね踏襲し、共通テスト利用枠をわずかながら新設することで受験生の幅を広げようと考えているのが学習院大学です。もともとセンター試験利用枠がない珍しい大学でしたが、共通テストでの記述問題の導入によってより幅広く受験生の実力を測れるとして、その採用を決めるなど非常に一貫した態度でこの入試改革に対応しています。

また、今回の国の改革に伴う英語外部試験の利用はどの学部学科でもありません

(国際社会科学部プラス試験においてのみ活用されますが、国のシステムを介さず独自の方法で活用するとの事です。)

受験生としては現行の学習を維持することで引き続き狙える優良な大学として今後も存続するでしょう。なお、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」の評価についてはまだ公表されていません。

(出典:入学試験の変更点

【成蹊大学】

一般入試において4技能試験を全面的に使用するとしています。評価は国の定める4技能試験を段階別に得点換算し、加点を行うというもので、成蹊大学の受験にあたっては事実上4技能試験の受験が必須化したと言ってもよいでしょう。なお、共通テストの枠も設けられますが、こちらについては4技能試験のスコアをどのように扱うかの記述はありませんでした。また、調査書の評価は入学後の指導に用いられるのみで、入試の得点に影響はありません。

成蹊大学はMARCHレベルの大学ですが、受験者としてどの程度のスコアを取得している必要があるかは未知数です。この辺りは実際に結果が明らかにならないとわからない部分であるため、受験を考えるのであれば知識の基礎を固めつつスピーキング・ライティングの能力を身に着けることを志向しておくべきでしょう。

(出典:2021年度入学者選抜の変更に関する予告

学習院大学・成蹊大学共にしっかりと知識を身に着けた人がまっとうに合格していく優秀な大学であるだけに対応が分かれていて興味深いところです。

特に成蹊大学は実際に受験者層としても、どの程度の外部試験スコアを持っている人が合格者のメインになるのか未知数でありますが、4技能試験のスコアを取得している人ほど有利になると言えるでしょう。

一方、学習院大学はスコアを不要としているため、一発逆転を目指すような層の受験者が増え競争が激しくなることが予想されます。現在もすでにそうですが、今後はより確実な基礎知識が合格のために必要になる事でしょう。