■OBのDS生活回顧録■ ~2017卒タカノくん⑤~

現役生の大学受験

 現役生がゼロからMARCH以上に合格するのはかなり大変です。僕の学校の場合は週6で早起きして学校に行くのが1月まで続きました。定期試験はきっちりあるし、授業もちゃんと聞いていないとダメでした。自分の学校ではありませんでしたが、とにかく宿題が出されたり、進学指導が厳しいなどあるみたいです。こうした状況の中で現役生がMARCH以上に合格するにはどうしたらいいのでしょうか。

 それはできるだけ学校のことをやらないで無視することです。ここから少し過激になってしまうのでいい子はマネしないでください。

 僕の場合で言えば、出席はかなり厳しかったので毎朝7時に学校に行っていました。サボれたのは5回くらいが限界でしたが、留年にならないギリギリまで休んで、塾の自習室で勉強するのが理想だと思います。ですが僕のように学校にちゃんと行く人はどうしたらいいでしょうか。そういう人は必要ない授業で内職してください。本当にどうしても無理な授業では、ルーズリーフに英単語でも書いてバレないように内職してください。そうすれば現役生であっても浪人生と同じくらい勉強時間を確保できます。でも中には授業している先生に申し訳ないからできないという人もいるかもしれません。そういう人は申し訳なくてもやってください。

 いい大学に合格すれば先生はめちゃくちゃ喜んでくれます。僕は早稲田に合格した後学校に行ったとき、職員室が大騒ぎになっていました。先生とすれ違うたびに褒められまくりました。そういう光景を思い浮かべながら内職してください。

 僕は定期試験に関しても全く勉強していませんでした。受験に関係ない科目であっても意地でも勉強しませんでした。早稲田に受かればどんな成績でも卒業させてくれると思っていたからです。今思えばかなりひどい思考回路だと思います。定期試験の結果は、政治経済はぎりぎりでしたが、古文はダイエットスタディの授業が始まるまでは壊滅状態で、漢文も同じような状況でした。数学に関しては酷すぎて、赤点を取り続け平均点は20点でした。さらに最後の定期試験では0点を取ってしまいました(この物語はフィクションではありません)。さすがに焦りましたが、宿題を春休み中に提出してなんとかなりました。その宿題の内容はなんと因数分解や展開など中学生レベルの問題だったのですが、高2まで勉強したことがなかった僕は因数分解や展開の解き方も知らなかったので、家で高1の優秀な弟に馬鹿にされながら教えてもらいました。

 

最後の追い込み

 因数分解の解き方も知らない僕ですが、なんとセンター利用で立教、中央、法政、武蔵に合格することができたので、一般試験はかなり有利な状態で臨むことができました。

 一般は明治の政経、商や立教の経営、経済を受けようか迷いましたが、僕が本当に行きたかったのは早稲田だけだったので一般は早稲田5学部だけを受験して、全落ちしたら立教大学コミュニティ福祉学部に進学するつもりでした。なぜこのようなリスキーな戦略を取ったのかというと、過去問対策が5学部分だけで済むからです。

 直前期とはいえ日々のインプット作業は絶対にしなければいけません。そのインプット作業+過去問をこなすにはできるだけ志望校を絞るのが僕にとって最善だと思いました。出願した学部は早稲田大学商学部、社会科学部、教育学部、人間科学部、スポーツ科学部です。

 センター試験後の勉強量は凄まじく、1日16時間以上毎日必ずやっていました。1日の勉強内容は

・英語→読み込みが必修編と速読英熟語1周ずつハイスピードを1.5倍速で、単語王(フラッシュカード)を40分で0.5周、社学人科対策で河合塾の正誤問題集1日5題ずつ

・国語→古文単語は30分で参考書1周、古文常識の本を20分で1周、一般問題集1題、漢文2時間

・日本史→1.5時間で教科書100ページ

・過去問→1年分、解きなおし4~5時間

・時間が余ったら漢文をやっていました。

 

 センターが終わってから計画的に勉強することを覚えました。1日の勉強内容を紙に書いて、終わったらチェックをつける。全部やり終えたら明日のためにチェックを消して寝るという生活でした。食事中は漢文か日本史をやっていました。

 しかし1日16時間以上勉強しているにもかかわらず、最初は過去問の点数が全然伸びずに焦っていました。全体で5割くらいが普通でした。そのうち塾の自習室だと話し声や雑音などでイライラしてしまって行かなくなり、家の自分の部屋にこもっていました。休憩時間はお風呂の時間と寝る時間だけでした。それでも毎日やるべきことをこなしていると、日本史で7~9割は安定して取れるようになりました。日本史は絶対に得点源になると分かると安心してさらに勉強がはかどりました。

 実は先生と相談して漢文は間に合わないから捨てようという話だったのですが、日本史のおかげで余裕ができたので、2月に入ってから「漢文ヤマのヤマ」を買って、漢文を勉強し始めました。本当はこの時期にやるのは良くないと言われていますが、試しにやってみてできなかったらやめようという気持ちで始めました。漢文は古文の知識があれば、ほぼ暗記科目なので、短期間でできるようになりました。早稲田の漢文はだいたい3問出ます。一般はたった1点が合否を大きく左右するので、やっておいてよかったと思います。

 

受験当日

センター試験とは違って、一般試験は5回もチャンスがあります。一つでも合格すれば早稲田生になれると思うと楽しみで仕方ありませんでした。緊張は全くありませんでした。試験教室に着いたらすぐに読み込みを始めます。試験中つまずいたときは塾でやった合格マインドを思い出して、マインドフルネスという一見怪しそうな精神統一みたいなものを本当にやっていました。

最後の社会科学部の試験が終わったときは清々しい気持ちでした。やっと受験勉強が終わった!ということしか考えられませんでした。合格を確信した学部はスポ科と人科でした。教育と商はギリギリで社学は落ちたと思いました。

 

合格発表

 スポーツ科学部の合格発表の瞬間は今でも忘れません。その日は平日だったので家には誰もおらず、一人で電話の前でソワソワしていました。時間になり、電話をかけ、受験番号と誕生日を入力すると、合格していました!!自分はこの日のために10カ月頑張ったんだと思うと涙が止まりませんでした。

 まず親に連絡して、次に塾に連絡しました。名川先生と電話して、先生は自分のように喜んでなぜか泣きそうになっていました。DIET STUDYに入ってよかったと思いました。

 他の結果は人間科学部が補欠合格、教育学部は不合格だったので、もうスポ科でもいいやという気持ちでした。しかし最終的に商学部は合格、社会科学部もまさかの合格でした。商学部の合格がわかったときは学校の友達と出かけている時で、お母さんから連絡が来ました。LINEの内容を見たときびっくりしすぎいて崩れ落ちそうになり、電車の中で叫びました()。みんな喜んでくれました。その後、池田先生と電話しました。すごく喜んでくれました。

 

最後に

 ここまで読んでいただきありがとうございました。僕はあの有名なビリギャルみたいに本を出したらもしかしたら売れるかもと思ってしまっています。そういうお話あったら是非()。という冗談はさておき、僕が志望校に合格した時、家族はもちろん、親戚、塾や学校の先生、友達などたくさんの人が喜んでくれました。これが何よりも嬉しかったことです。良い大学に行ったら良い人生を送れるかというとそうではないと今なら分かる気がします。それよりも自分を応援してくれる人が周りにいるから良い人生を送れるのでは、とかクサイことを言ってみたり()

 そしてDIET STUDYにはかなりお世話になって、今でもお世話になっています。日曜日はバイトさせてもらって、塾にもたまにお邪魔させてもらったり、先生達とも未だに連絡を取り合う関係です。時間が経っても未だに僕を気にかけてくれるのはいい塾だという証拠ではないでしょうか?とにかく、僕の話が読んでくださっている方の手助けになれば幸いです。これから受験の人はがんばってください!ありがとうございました!